『UNLOVED』(2002 年)『接吻』(2008 年)の鬼才・万田邦敏監督の、『イヌミチ』(2014 年) につづく最新作『SYNCHRONIZER』が、2017 年 2 月 11 日(土)よりユーロスペースにて公開することが決 定致しました。

本作は、自身が教鞭をとる立教大学現代心理学部の映像生態学プロジェクトの一環として製作されました。万田監督と共に脚本を手がけるのは、『こんなに暗い夜』(2009 年)の監督・小出豊と、2015 年に、初監督作『みちていく』が話題を呼んだ新鋭・竹内里紗。
緊張感あふれた映像は、『イヌミチ』や篠崎誠監督『あれから』 (2012 年)を手がけた山田達也が撮影。その緊張感をさらに増長させるのは、サウンドデザイナー/映画音楽家 として数々の作品を手がけてきた長嶌寛幸の音楽。研究室での奇妙な実験や脳波データなど、どこかSF チックな要素を散りばめながら、サスペンスとラブストーリーが混ざり合った斬新なストーリー展開が見る者を魅了します。

画像: 愛と狂気!鬼才・万田邦敏監督が放つ人間の脳波を同期させるという無認可の研究の行く末は--映画『SYNCHRONIZER』公開!

男と女の愛と狂気がもたらす、 予測不能なサイコスリラー。
人間と動物の脳波を同期させるという無認可の研究を孤独に続ける、研究者の長谷川高志(万田祐介)。研究所で立場の弱い彼を見守る同僚の木下萌 (宮本なつ)は、この実験が、脳機能障害をも改善させる素晴らしい成果をもたらすことに気づく。
共に研究を続けるふたりは、やがて私生活でも愛し合うようになる。
一方高志は、動物だけでなく人間と人間の脳をつなげることで、母・春子(美谷和枝) の認知症を治せるかもしれない、と希望を抱いていた。だが萌はその研究成果が思わぬ結果をもたらす ことに気づき、高志を止めようとするが......。

大切な人のために倫理を超えた実験に没頭する男。
そんな男を盲目的に愛する女。そして息子の愛を一身に受ける母。3つの愛は、やがて人々を狂気へと誘い、暴走する。果たして彼らの愛が行き着く先に は、何が待ち受けているのか?

【映画「SYNCHRONIZER」】

2015 年/83 分/カラー/デジタル
監督:万田邦敏
脚本:小出豊、竹内里紗、万田邦敏
プロデューサー:桝井省志、山川雅彦
音楽:長嶌寛幸
撮影:山田達也
出演:万田祐介、宮本なつ、
古川博巳、中原翔子、大塚怜央奈、美谷和枝

2017年2月11日よりユーロスペースで公開

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