カバー・アルバムの名盤『SUPER FOLK SONG』
ピアノと唄だけの“一発録”レコーディング
極度に緊迫した空間で矢野顕子の一挙手一投足を余すところなく捉えた、
音楽史に残る伝説のドキュメンタリー・フィルム。
現代技術でレストア&リマスタリングされ、四半世紀の時を経て、期間限定劇場上映。

矢野顕子。1976年7月25日、アルバム『JAPANESE GIRL』でソロデビュー。
オリジナル・アルバムを含め数々の作品を世に放ち ソロワークは勿論のこと、様々なミュージャンとのセッションも含め長きに渡りライブ活動を行う。
そして今年ソロデビュー40周年のアニバーサリー・イヤーを迎えた。 その矢野顕子デビュー40周年を記念して、1992年に公開されたドキュメンタリー・フィルム『SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~』 をこの冬、期間限定復活上映することとなった。

名カヴァー・アルバムのひとつ『SUPER FOLK SONG』は、矢野顕子のピアノ弾き語りシリーズの第一弾(1992年作品)として津田ホールと松本市のザ・ハーモニーホールにて、編集なしの「一発録」を行った。その模様を記録した故坂西伊作監督によるドキュメンタリー・フィルム『SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~』が同時に制作された。

画像1: 映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]

映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]

神聖とされてきたレコーディング・スタジオに、部外者である撮影クルーが踏み入れることは正しく掟破りなのだが、監督の熱心な気持ちと情熱によりアルバム・レコーディング風景の完全密着収録が実現。
緊迫した空気の中、何度も失敗しては弾き直す極限状態でのレコーディングに、自分に厳しく挑む姿や納得したテイクを録り終えての安堵感や達成感からくる満身の笑みなど一心不乱にレコーディングに没頭する矢野顕子の一挙手一投足を捉えた日本音楽史に残る伝説の映像となっている。

79分の映画のために回されたフィルムは、50巻つまり20万フィート、92時間分(16ミリで撮影)と確認作業だけでも気が遠くなる様な膨大な素材と格闘し、途方もない作業を経て完成した。
そこには、アナログテープで収録する現代ではみられない作業風景などその時代を感じさせる貴重なシーンも記録されている。’92年9月2日より全国18都市22館にて上映され、レイトショー動員記録を塗り替え、約2万人の方々が来場した。

画像2: 映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]

映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]

ソロデビューから40周年。一聴すれば矢野顕子が浮かぶ個性的な歌声と自由奔放なピアノで奏でる楽曲は、唯一無二の存在として音楽界で不動の地位を確立。また国内外問わず数々のミュージシャンズ・ミュージシャンからの敬愛を受け、そして共演者は演歌やテクノなど音楽の振れ幅がとてつもなく広い稀有なミュージシャンとして長きに渡り活動をしてきました。そんな世界的音楽活動は、音楽以外の各界も含め、数多くの著名人にも愛されそして影響を与えてきた。

劇場上映から約四半世紀を経て、現代の上映スペックに合わせ高画質・高音質で再生。
技術の粋を集めたレストア処理で新たに生まれ変わったデジタル・リマスター版で、 楽曲が誕生する瞬間の息吹や鼓動を感じ取ってほしい。

本作の特徴1|
ピアノ弾き語りカヴァーの名盤『SUPER FOLK SONG』。その緊迫したREC風景を密着収録

本作の特徴2|
鈴木慶一、谷川俊太郎、糸井重里、三浦光紀、宮沢和史、David Rubinsonらコメント出演(出演順)

本作の特徴3|
制作より、四半世紀が経過(2017年で、上映から四半世紀を迎えます)
本作の特徴4|
92年当時約2万人が観賞。 (約4カ月間で、全国14都市22劇場にて上映)
当時,レイトショーー上映作品として記録的ヒットとなった。
本作の特徴5|
16mmフィルムをレストア 高画質上映
本作の特徴6|
音もリマスタリング
『当時ポジから音を出力していた。現代はDCPでの音の出力ということで、マスター自体に入る容量が増した為、レ ンジが広くなった。劇場での再生機材も含めて、当時と比べ音質・音圧が格段に向上』
本作の特徴7|
今年の7月25日が、ソロ・デビュー40周年のアニヴァーサリーイヤー
アニヴァーサリー公演やオールタイムベストをリリース(活動欄を参照)
本作の特徴8|
故坂西伊作監督の最高傑作
ご参考までに→大根仁監督のブログより⇒『伊作さん監督の最高のドキュメンタリー。映画館で震えた。』http://blog.livedoor.jp/hitoshione/archives/2009-05.html
本作の特徴9|
最後まで失敗なければ、アルバムに収録されたかもしれない「中央線」など
本作でしか聴くことができない“幻のver.”が多数収録。
本作の特徴10|
東京/大阪/名古屋/福岡/札幌 ほか全国にて、2017年1月6日(金)より、15日間限定上映。
劇場販売及びメイジャーWEB販売の前売券には、特典(チケットホルダー)が付いてます

画像3: 映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]

映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]

当時の事を思い出すと、少々照れくさい気持ちになりますが、 改めて作品を観ますと40年の活動の中でこの作品は、 いまの自分造りの大きなターニングポイントになっていたのだなと感じる映画でした。 レコーディングの中で失敗したり、成功したりする私を観て、ぜひ観客の皆様も、 一緒に曲を作っているかのようにお楽しみ頂けると嬉しいです。            矢野顕子

映画収録楽曲
●SUPER FOLK SONG (糸井重里のカバー|作詞:糸井重里 作曲:矢野顕子)
●横顔 (大貫妙子のカバー|作詞・作曲:大貫妙子)
●夏が終る (小室等のカバー|作詞:谷川俊太郎 作曲:小室等)
●それだけでうれしい (THE BOOMとの矢野の共同名義による曲のカバー|作詞:矢野顕子 作曲:宮沢和史)
●塀の上で (はちみつぱいのカバー|作詞・作曲:鈴木慶一)
●中央線 (THE BOOMのカバー|作詞・作曲:宮沢和史)
●PRAYER (セルフカバー|作詞:矢野顕子 作曲:Pat Metheny)

映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』
[2017デジタル・リマスター版]
1992年/日本/モノクロ/2ch/DCP/79分/16:9
監督 坂西伊作 撮影|夏野大介
出演・演奏
矢野顕子

インタビュー出演
鈴木慶—
谷川俊太郎
糸井重里
三浦光紀
宮沢和史
David Rubinson
(出演順)

『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』
[2017デジタル・リマスター版]
上映時間:79分
企画・主催: ソニー・ミュージックアーティスツ
配給|ライブ・ビューイング・ジャパン 配給協力|ソニー・ミュージックダイレクト
Ⓒ映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]
1992年/日本/モノクロ/2ch/DCP/79分/スタンダード

全国共通劇場鑑賞券 前売券|1,900円(税込) 当日窓口料金|2,300円均一(税込)※各種割引なし
■劇場窓口、メイジャーWEB通販にて特典付全国共通前売鑑賞券を販売。
※前売特典は数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます。
■チケットぴあ(セブンイレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあのお店)にて販売。 チケットぴあPコード:466-900

17年1月6日(金)より新宿バルト9ほか全国の劇場にて15日間限定ロードショー!


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