11月3日に閉幕した第29回東京国際映画祭授賞が決まりシネフィルでは、本日審査員特別賞と最優秀女優賞を獲得した『サーミ・ブラッド』の配給はアップリンクとお伝えしたばかりだが、同じく観客賞と最優秀男優賞を獲得したフィリピンのジュン・ロブレス・ラナ監督の『ダイ・ビューティフル』も日本で公開が決定した。

画像1: c)2016 TIFF

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これは、ココロヲ・動かす・映画社○のツイッターで明らかになった。

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画像2: c)2016 TIFF

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画像: 【コンペティション(Competition)】『ダイ・ビューティフル(Die Beautiful)』 youtu.be

【コンペティション(Competition)】『ダイ・ビューティフル(Die Beautiful)』

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『ある理髪師の物語』(13)でユージン・ドミンゴにTIFF最優秀女優賞をもたらしたラナ監督新作は、またもや俳優が見事に際立つ作品である。トランスジェンダーのヒロインの笑いと涙に満ちた生涯と、レディ・ガガの姿で逝きたいという彼女の遺言を叶えようとする友人たちの姿を、巧みなフラッシュバックを駆使して感動的に描いてみせる。苦境をはねのける明るさと、生への肯定に満ちた人物像の創造こそが、ラナ監督の真骨頂であるといえる。驚異的な存在感を発揮する主演のパオロ・バレステロスは、フィリピンのバラエティ番組のホスト役などで活躍しており、有名人になりきるインパーソネーター、そしてメークアップ・アーティストとして知られている存在である。

ジュン・ロブレス・ラナ
フィリピンで最も売れっ子の映画監督のひとりである。多数の映画賞に輝いた『ブワカウ』は2012年の米国アカデミー賞フィリピン代表作品にも選ばれた。その後、『ある理髪師の物語』はフィリピン作品として初めて東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。前作“Shadow Behind the Moon”はロシアのウラジオストク国際映画祭(パシフィック・メリディアン)およびインドのケララ国際映画祭で監督賞などを受賞した。

ストーリー
美女コンテストで優勝したトランスジェンダーのトリシャが突然死してしまう。
彼女の望みは、埋葬前に幾夜も行われる儀式で、毎回違うセレブの装いをまとうこと。
友人たちは団結してトリシャの願いを叶えようとする。トリシャが生きた、カラフルでちょっと変わった一生を思い起こしながら。息子として、姉として、母として、友として、恋人として、妻として、そして女王としての人生を---

スタッフ 監督/プロデューサー/原案 : ジュン・ロブレス・ラナ
エグゼクティブ・プロデューサー : ペルシ・インタラン
プロデューサー : フェルディナンド・ラプス
ライン・プロデューサー : オマール・ソルティハス
脚本 : ロディ・ベラ
撮影監督 : カルロ・メンドーサ
編集 : ベン・トレンティーノ
作曲 : リカルド・ゴンサレス
プロダクション・デザイナー : アンヘル・ディエスタ
キャスト パオロ・バレステロス、クリスチャン・バブレス、グラディス・レイエス、ジョエル・トーレ
2016年/フィリピン/120分

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