戦争の愚かさを描き、アカデミー賞(R)外国語映画賞など数々の賞を受賞した衝撃のデビュー作『ノー・マンズ・ランド』、ベルリン国際映画祭で三冠に輝いた、実際の当事者たちを起用したロマの一家の感動の実話『鉄くず拾いの物語』―。

常に戦争、貧困、差別などの社会問題を真正面から見つめつつ、誰もが共感する物語として世界の人々の心に訴えかけつづけるダニス・タノヴィッチ監督の最新作2作品が、2017年3月より新宿シネマカリテにて連続ロードショーすることが決定いたしましたので、お知らせいたします。
国や民族の垣根を越えて目撃する一つの真実。ぜひお見逃しなきようお願いいたします。

世界初公開!
2014年サン・セバスチャン国際映画祭 Solidarity賞
2014年トロント国際映画祭 正式出品
『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』(原題:Tigers)

子どもたちを守るため、男は世界最大企業を敵にまわした。
あるグローバル企業が、パキスタンで粉ミルクを強引に販売したことによって、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児の死亡率が増加してしまう。
その現状を知ったセールスマンのアヤンは、自らが販売した粉ミルクが子供たちの命を奪っている事に気づき、巨大企業を訴えようとする・・・。
パキスタンで実際に起こった事件を基に描かれた、知られざる真実の物語がついに世界初公開。

画像: © Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014

© Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014

『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』
監督:ダニス・タノヴィッチ 脚本:ダニス・タノヴィッチ、アンディ・パターソン
出演:イムラン・ハシュミ、ギータンジャリ、ダニー・ヒューストン、カーリド・アブダッラー、アディル・フセイン
2014年/インド=フランス=イギリス/90分/シネマスコープ 配給:ビターズ・エンド
© Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014

2016年ベルリン国際映画祭 銀熊賞・審査員グランプリ/国際批評家連盟賞
2016年アカデミー賞(R) 外国語映画賞 ボスニア代表
『サラエヴォの銃声』(原題:Smrt u Sarajevu 英題:DEATH IN SARAEVO)

高まる緊張は、ホテルをイデオロギーの坩堝へと変えていく……
2014年6月28日、第一次世界大戦勃発のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年。
サラエヴォ最高のホテル「ホテル・ヨーロッパ」では、記念式典が行われることになっていた。ホテルの屋上で戦争と結果についてインタビューするジャーナリスト。
式典に招待されて演説の練習をするVIP。賃金未払いをめぐってストライキを企てる従業員たち。混沌とするホテルに一発の銃声が鳴り響き、それぞれの運命が大きく交錯していく…。

画像: © Margo Cinema, SCCA/pro.ba 2016

© Margo Cinema, SCCA/pro.ba 2016

『サラエヴォの銃声』
監督・脚本:ダニス・タノヴィッチ
原案:ベルナール=アンリ・レヴィ(戯曲「ホテル・ヨーロッパ」)
出演:スネジャナ・ヴィドヴィッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ヴェドラナ・セクサン、ムハメド・ハジョヴィッチ
ファケタ・サリフベゴヴィッチ-アヴダギッチ
2016年/フランス=ボスニア・ヘルツェゴビナ/85分/シネマスコープ 配給:ビターズ・エンド
© Margo Cinema, SCCA/pro.ba 2016

2017年3月、新宿シネマカリテにて2作品連続ロードショー!

3/ 4(土)~『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』
3/25(土)~『サラエヴォの銃声』

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