昨年のお蔵出し映画祭 2015 にてグランプリ&観客賞を W受賞し、来年1月14日より全国順次公開となります映画『トマトのしずく』。
本作は、結婚を迎えたいじっぱりな娘と、関係を避けていたその父との葛藤、絆、そして家族の愛を描いたヒューマンドラマです。

いつかきっと分かりあえる。ただひとりの父と娘だもの。

画像: いつかきっと分かりあえる。ただひとりの父と娘だもの。

このたび、ポスタービジュアルが解禁となりました。
これから家族をつくる人へ、これからも家族に 寄り添いたい人へ、そんな皆様にお届けしたい物語が詰まっている本作。

娘は満面の笑みを浮かべ、父は少し照れくさそうに、また娘を支える夫の誇らしげな表情、 そして新しく家族を作ろうとしている二人の幸せを願って優しく微笑む夫の母。
過去に何らか軋轢のあった父と娘にも、いつかはそんな日が訪れるかもしれない。きっと、 ゆっくり歩みながら家族という絆を深めていくことでしょう。

また、「幸せになあれ」という言葉は、主人公が食卓の料理に向けていつも唱えるおまじない。
それは、主人公の亡くなった母が手掛けていた家庭菜園のトマトの想い出であり、父との切っても切れない絆の証。

このポスターは、人生の新たな始まりをとらえたビジュアルでもあり、誰もが送る喜怒哀楽に包まれ た日常へのエールが込められています。そして、すべての家族、親子、夫婦の方々にとって絆や 人生の分岐点を思い起こさせる、家族写真のようなビジュアルとなりました。

主演は、小西真奈美。つかこうへい演出の舞台「寝盗られ宗介」でデビュー後、02 年に映画 『阿弥陀堂だより』にてブルーリボン新人賞、日本アカデミー賞新人賞など多数受賞し、演技力に定評のある存在。本作では、子供の頃の出来事により父との間に軋轢があり、悩み、葛藤するさくらを好演しています。
また、さくらとともにヘアサロンを経営する誠実で 優しい夫・真には、吉沢悠。
そして、さくらの父・辰夫には、名優・石橋蓮司。一見近寄りがたく、娘の幸せを願っているのに言葉に 出来ずにいる不器用な父を演じています。
その他、原日出子はじめ、柄本時生、ベンガル、角替和枝、等出演。 メガホンを撮ったのは、『捨てがたき人々』『木屋町 DARUMA』など、様々な視点で人間ドラマを描き続けている榊英雄監督。本作の 脚本も手掛けています。最近では、話題を呼んだテレビドラマ「侠飯~おとこめし~」(テレビ東京)の監督も務めました。

ストーリー

ヘアサロンを経営する夫婦のさくらと真。
近く結婚パーティーを開く予定の二人は、さくらの父・辰夫を呼ぶか呼ばないかで言い争いになる。さくらの胸中には、幼い頃、母を亡くした時の出来事が大きく残っていた。
一方、父の辰夫は決意する。
それは、久しく会っていない娘の結婚を機に、自分の想いを言葉にしようと直接会いに行くことだった。辰夫はさくらたちのヘアサロンを訪れる。娘にお祝いをうまく言えない辰夫に対し素直になれないさくらは、辰夫を追い返してしまう。
後を追った真に辰夫はそっと紙袋を差し出した。それは辰夫自身が一生懸命に育てたトマトだった。 いよいよ結婚パーティーの当日、父の席は空席のまま。果たして、疎遠だった親子の行方は――。

出演
小西真奈美 吉沢悠 柄本時生 山口祥行 ベンガル 角替和枝 原日出子 石橋蓮司
広澤草 柳英里紗 三浦誠己 中村優子 水野美紀(Special Thanks Guest) 野村祐人(Special Thanks Guest)
監督・脚本:榊英雄
製作・企画:榊英雄
脚本:山口晃二、渡来敏之
音楽:榊いずみ
ラインプロデューサー:新野安行
撮影:宮川幸三
照明:鈴木秀幸
録音:吉田憲義
美術:井上心平
DIT:吉村紘恭
編集:清野英樹
助監督:山口晃二
主題歌:「Maria」榊いずみ(ファミリーツリー)

製作・制作プロダクション ファミリーツリー
配給・宣伝 アークエンタテインメント
2012 年/日本/カラー/ステレオ/91 分
© 2012 ファミリーツリー

2017 年 1 月 14 日(土)より渋谷シネパレスほか全国順次ロードショー

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