日活ロマンポルノ初公開から45周年を記念して、なんと80タイトルのブルーレイ&DVDが発売される。
そして、その数々の作品の中から、45 周年記念「ロマンポルノリブートプロジェクト」の一環として『ザッツ・ロマンポルノ 女神たちの微笑み』を初ブルーレイ化し、本日10月4日に発売した!

内容は、ロマンポルノ全作品から選んだ、決定版総集篇!

1970年代、80年代に衝撃を与え続けたロマンポルノを、<女神(女優)たち>を中心として一気に振り返る!

1971年11月、日活ロマンポルノが始まった。
第一弾の『団地妻 昼下りの情事』白川和子の濃密な艶技が映し出される、「私、まだなのよ…」それは新しい時代にチャレンジする新しい映画の誕生だった!
日活ロマンポルノのスクリーンを彩った愛、エロスの女神たち─。

セックスという人間の根本的なテーマを正面から描き出して、1970年代、80年代に衝撃を与え続けたロマンポルノを、<女優たち>をテーマに一気に振り返る!・・・
登場する女優陣は白川和子をはじめ、田中真理、宮下順子、風祭ゆき、美保純---
ロマンポルノの女神たちの決定版総集編となっている。

見たことのない人には、ここで最初の作品を選ぶきっかけにもなります。

また、今回発売するブルーレイ版では、音声特典として、特別コメンタリー「みうらじゅんの『わが愛しのロマンポルノ!』」が収録されています。

現在、サイトではみうらじゅんのコメンタリーの一部も聞けるようになっており、ぜひ、そちらも視聴を---

以下、抜粋

【10月4日発売『ザッツ・ロマンポルノ 女神たちの微笑み』
初ブルーレイ化 みうらじゅん コメント】
――オーディオコメンタリーの収録をされましたが。

みうらじゅん(以下、みうら):『ザッツ・ロマンポルノ女神たちの微笑み』は初見でした。紹介されてる作品の中には初見のものもありましたが、思い出深いのもたくさん入ってましたね。もう40 年以上前の記憶ですが(笑)。僕は高校の中間テストや期末テストが終ると必ず自分への“御褒美”としてポルノ映画に行ってましたからね。平日の昼間、ガラガラの映画館にポツンポツンとおっさんが座ってて、まだかわいい坊やだったからさ、僕の体を触りにくるの。それが怖くてね(笑)。ドキドキしながら見てました。そちらの発展場でもあったんでしょう。

――最初にご覧になったのは。

みうら:『生贄夫人』でしたね。3 本立ての一本が。入ったらいきなり『生贄夫人』をやってて。SM ってものは知ってたけど、最後は浣腸だからね。もう衝撃を受けちゃって。そのあともいろんな作品を観たけど、どこか物足りないんだよね。出だしでこれくらってる人間って、やっぱり人生変わるんですよ。全ジャンルのポルノが好きな人っていないと思うからね。でも当時は3 本立てだから。苦手なものもごっちゃに入ってる。いまは『ふんどし祭り』通過しなくても大人になれるけど、俺らは『色情海女 ふんどし祭り』を通過して大人になってるから(笑)。ジャンルは広いんですよ。いろんなところからエロを抽出できる才能を植え付けられた。童貞のときに全くリアリティのない世界を見せられてるからね。だから、今でもいろいろしゃべれる。いろんなジャンルの処方箋をいただいているので。

――今回のパッケージはいろんな引き出しがあって楽しめますよね。

みうら:ここははっきり断っときますけど。抜けない、抜けるわけない。抜くんじゃない、感じるんだ!みたいな。ブルース・リー的なのが今の日活ロマンポルノを見るコツです。あの時代特有の言い様のないセンスが映像にあるんですよ。文化なんですよ。不思議なんだけど、そういう不思議なエロを、僕らの時代は普通に観られた。今の人は最初から不思議なものだと思って観るんでしょうが。あといまはインサートの時代だけど、日活ロマンポルノはエロ含蓄のほうね。脳がピリピリするような妄想がいっぱいだから。

ザッツ・ロマンポルノ 女神たちの微笑み
価格:4,536円(税込)
品番:BBXN-3062

キャスト:白川和子/小川節子/田中真理/片桐夕子/宮下順子/谷ナオミ/宮井えりな/原悦子/小川亜佐美/風祭ゆき/泉じゅん/朝比奈順子/関根恵子/五月みどり/美保純/志麻いづみ/早乙女愛/真咲乱、ほか

構成・監督:児玉高志
ナレーター:林美雄

音声:
1.日本語Dolby TrueHD/モノラル
2.日本語Dolby Digital/モノラル(みうらじゅん氏コメンタリー)
字幕:1. バリアフリー字幕(聴覚障がい者向け字幕)

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