新生代熱血恋愛エンターテイメント!!
プロレス×恋愛×活劇!日本映画界に若き才能の誕生
——男と女とプロレスと。痛くても、その痛みを信じて生きていく。

堀江貴大監督の初長編作品『いたくても いたくても』公開決定!

画像1: 堀江貴大監督の初長編作品『いたくても いたくても』公開決定!

何と?通販会社が、起死回生をかけて通販番組内でプロレス団体を設立!
選手はプロレス経験もない、しがない社員たち。しかし、ひとりの女性社員を巡って恋の炎に火が付いた男たちは仕事も恋もガチの真剣勝負に挑んでいく・・・!
恋のファイターたちが戦いの末に見た予想外のジャッジとは?

奇想天外なメタフィクションのプロレス恋愛活劇を作ったのは『ハッピーアワー』(15)の濱口竜介、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)の真利子哲也など、気鋭の新人監督を生んでいる東京藝術大学大学院映像研究科出身の堀江貴大。

文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015」での監督作『はなくじらちち』(16)も評判を呼んだ。
主人公の星野を演じるのは、『溺れるナイフ』(16)などに出演、さらに監督作『故郷の詩』(12)も話題となった嶺 豪一。ヒロインの葵には『螺旋銀河』(14)での好演が印象的な澁谷麻美。他、『百円の恋』(15)での怪演が忘れ難い坂田聡、若手監督作品には欠かせない存在の芹澤興人ら、個性派俳優陣が結集。

すでに第16回 TAMA NEW WAVEでは主演男優賞&主演女優賞&グランプリと3冠受賞を果たした本作。その卓越したアイデアと往年のハリウッド映画を思わせる恋とファイトの熱き駆け引き。
ここに、新時代のエンターテイメントが誕生した。

画像2: 堀江貴大監督の初長編作品『いたくても いたくても』公開決定!

著名人コメント

『言ってみれば格闘青春映画なのだが、よくこんなことを思いついたと呆れて見ているうちに、ストレートな感動がやってきた。驚くべき才能だ』黒沢清(映画監督)

『プロレスを取るか恋人を取るかは、当然プロレスです。むしろ恋人でさえ、あのリングで受け身を取っていたことに観客は気付くでしょう』坂元裕二(脚本家)

『この作品は、新しい映像作家が生まれた証となる輝きがある。内に煌めき、研ぎすまされ、時に大胆に跳躍する。将来が楽しみな監督です』深川栄洋(映画監督)

『ヤラセの嘘のプロレスだって、脚本に書かれたとおりの映画だって、握ったこぶしは本物だ、流れた汗は本物なのだ!』柳下毅一郎(映画評論家・翻訳家)

堀江貴大 監督コメント

怪我をして「いってぇ」と涙を流すのは身体がようやく痛みを感じ始めた時で、怪我 をしてから少しだけ遅れてやってきます。
そして、傷跡は確かなものとして身体に残り続けます。
寒くなるとその古傷が疼き、怪我をした時の記憶や感情を呼び覚まします。

傷を負った本人が失ったものの大切さを感じるのは遅かれ早かれいつも少し後になって
からです。そういった鈍感さについての映画を撮ろうと思いました。
古傷によって呼び 覚まされた感情は、家族や恋人、友人といった人たちをも巻き込みます。
この映画で描こうとしたのはそういった痛みの伝播です。
男と女とプロレスがこの映画にはあります。
痛くても、その痛みを信じて生きる人たち。
『いたくても いたくても』にある手触りを感じてもらえることを願っています。

画像: 堀江貴大 監督コメント

ストーリー

倒産寸前の通販会社の映像制作部門で働くAD・星野(嶺 豪一)は、社長・坂口(坂 田 聡)が突如始めたプロレス同好会に先輩の司会者・戸田(吉家翔琉)とともに引きずり込まれる。
プロレスをする星野の姿に自分がかつてアマチュアプロレス団体に所属していた時のライバル・ベンジャミン前川の面影を重ねとった坂口は、一生懸命な星野に 肩入れし始めていく。

プロレス同好会の練習風景を撮影していた宇野(芹澤興人)は撮影した動画を無断でネットにアップロードし、視聴者の間で話題を呼ぶ。それを知った坂口は会社の命運をかけプロレスと商品紹介を融合した新番組を開始する事を宣言する。

負け役レスラーとして起用された星野は看板司会者の戸田に惨敗するという坂口の書いた初戦のシナリオ通りに初戦を終える。
同僚であり星野の彼女でもある葵(澁谷麻美)は、星野が楽しそうにプロレスをしている姿をどうしても素直に受け入れることができず、戸惑いを感じるのだった。
会社に入ってから日のあたらない日々を送っていた 星野が唯一見いだした活躍の場所であるプロレスのリング。プロレスにのめり込んで傷ついていく星野を葵は止めようとするもその声が星野に響く事がなかった。拗れていく星野と葵の関係。

一方で、葵に恋心を抱いている戸田は、星野から葵を奪い取ろうとライバル心を燃やしていく。
星野対戸田の第二戦を翌日に控えた夜、坂口は、星野が戸田に勝つというシナリオを発表する。
そして迎えた第二戦。試合は坂口の書いたシナリオ 通りに進んでいくかと思われたが…。

画像: ストーリー

<出演>
嶺豪一 澁谷麻美 吉家翔琉 坂田聡 大沼百合子 芹澤興人 Jean 礒部泰宏 岩井堂聖子 川合空 中村圭太郎

<スタッフ>
監督・脚本 : 堀江貴大 
脚本 : 木村孔太郎 
音楽 : のっぽのグーニー 
プロデューサー : 江本優作 
撮影 : 謝君謙 
美術 : 佐藤有望 
録音・整音 : 佐々木淳一 
編集:青木可恋 
宣伝デザイン:中平一史(ビーモ) 
製作:東京藝術大学大学院映像研究科 
配給:トラヴィス(細谷隆広)

◯第16回 TAMA NEW WAVE グランプリ/ベスト男優賞/ベスト女優賞
◯SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 長編コンペティション部門 公式出品作品
◯オランダ カメラジャパン・フェスティバル2016 公式出品作品
98 分 / DCP / 4:3 / カラー / 5.1ch / 製作年2015

2016年12月3日(土)渋谷ユーロスペースにてロードショー

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