『スウェーデン映画祭 2016』が、9月17日から東京・渋谷のユーロスペースで開催!

三つの新旧取り混ぜた、スウェーデン映画の魅力に触れる一週間となる。

『スウェーデン映画祭 2016』予告編

画像: スウェーデン映画祭2016 (SVENSKA FILMFESTIVALEN 2016) youtu.be

スウェーデン映画祭2016 (SVENSKA FILMFESTIVALEN 2016)

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2015年に生誕100周年を迎え、再び注目を浴びているスウェーデンが生んだ
大女優イングリッド・バーグマンのスウェーデン時代の出演作を上映!

イングリッド・バーグマン出演のスウェーデン制作作品にスポットを当てた特集、
「マスターピース!イングリッド・バーグマン選」では、デビュー作、出世作、遺作と大女優の転機となった作品を上映します。

『ムンクブローの伯爵』(1935)

原題:Munkbrogreven 英題:The Count of the Old Town
監督:"シグルド・ヴァレーン、エドヴィン・アドルフソン"
ストックホルムの旧市街地、ムンクブロー。詐欺師や酒の密輸業者が住む安宿に、身なりの良い見知らぬ青年が現れる。宿で働くエルサは、世間を騒がせている宝石泥棒ではないかと疑念を抱きながらも、彼に惹かれていくのだった。一癖も二癖もある下町の人々の生活をコミカルに描く。19歳のバーグマンが本格的なスクリーンデビューを果たし、その才能を開花させた。初々しさの中に健康的な色気をのぞかせている。
9/19(月・祝)13:00、9/21(水)15:00

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『間奏曲』(1936)

原題:Intermezzo 英題:Intermezzo
監督:グスタフ・モランデル
前途有望なピアニストのアニタは、ピアノの家庭教師をしている。ある日、教え子の父である有名なバイオリニストのホルガーに才能を見初められ、やがてふたりは恋に落ちるが…。バーグマンは悩みながらも道ならぬ恋に溺れていくヒロインを好演。それが『風と共に去りぬ』などの名作を手掛けたプロデューサー、デビッド・O・セルズニックの目に留まり、本作のリメイク『別離』の主演でハリウッド進出を遂げる。
9/18(日)13:00、9/20(火)13:00

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『秋のソナタ』(1978)

原題:Höstsonaten 英題:Autumn Sonata
監督:イングマール・ベルイマン
ノルウェー北部で夫と暮らしていたエヴァーは、恋人を亡くした母シャルロッテを自宅である牧師館へ招く。7年振りの再会を喜ぶ母娘だったが、エヴァーが幼い頃から抱いていた憤怒を吐露し始めると、シャルロッテもまた本心を露わにするのだった。抑圧されて育った娘と国際的なピアニストとして華やかな人生を送る母との愛憎劇。世界的巨匠ベルイマンと初タッグを組み、渾身の演技を見せたバーグマンは、本作をもって映画界引退を宣言した。
9/21(水)13:00、9/23(金)13:00

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スウェーデン映画の最高峰!ゴールデン・ビートル賞受賞作を一挙上映!

「ゴールデン・ビートル賞特集」では、スウェーデンのアカデミー賞にあたる、
ゴールデン・ビートル賞の過去3年の受賞作を上映。

☆ゴールデン・ビートル賞特集☆
過去3年間の作品賞受賞作品を一挙上映!
<2016年受賞>『波紋』(英題:The Here After)(2015)ジャパンプレミア
<2015年受賞>『フレンチアルプスで起きたこと』(2014)
<2014年受賞>『同窓会/アンナの場合』(英題:The Reunion)(2013)劇場未公開

『波紋』●ジャパンプレミア●

原題:Efterskalv 英題:The Here After
監督:マグヌス・フォン・ホーン
ガールフレンド殺害の罪で服役していた17歳のヨンは、出所後に地元へと戻るが、復学した学校ではすぐに執拗な嫌がらせが始まる。町の人々は彼の過ちを忘れてはいないのだった。少年犯罪のその後を描いたダークな青春ドラマ。再生を求めながらもそれを赦さない周囲との軋轢の中でもがく主人公を人気ミュージシャン、ウルリック・マンターが演じる。ホーン監督はカンヌ国際映画祭監督週間で鮮烈な長編デビューを果たした。
9/17(土)13:30、9/19(月・祝)17:00、9/22(木・祝)14:40
*9/17(土)13:30上映後にウルリック・マンターのトークショー開催!

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 『フレンチアルプスで起きたこと』

原題:Turist 英題:Force Majeure
監督:リューベン・オストルンド
仕事人間のトマスは妻のエバとふたりの子供を連れて高級スキーリゾートを訪れる。2日目の昼食時、人工雪崩がテラスを襲う勢いで迫ってくる。エバは子供たちを抱き寄せ夫に助けを求めるが、彼女の目に映ったのは逃げ出す彼の姿だった…。楽しいはずのバカンスが一転。崩壊の危機に陥った家族を、ブラックユーモアを交えながらもスリリングに描く。鋭い観察力で人間の行動心理を炙り出す、オストルンド監督の真骨頂。
9/22(木・祝)18:45

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『同窓会 / アンナの場合』

原題:Återträffen 英題:The Reunion
20年振りに開かれていた同窓会の招待状が届かなかったアンナは、役者に同級生を演じさせて架空の同窓会を開き、いじめられた過去についてのスピーチを披露する。後日、彼女は本物の同級生たちを訪ねてその映像を突き付ける。撮影用の同窓会シーンとその後の現実世界の2部構成からなる異色のドラマ。スウェーデン映画祭2015でも話題沸騰!オデル監督自身の実体験を元にしたフィクションとノンフィクションが入り混じる問題作。
9/19(月・祝)19:10、9/22(木・祝)16:50 

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コンテンポラリー・スウェディッシュ・シネマ☆

全部ジャパンプレミア!国内外で話題の新作をご紹介!

『ヤング・ソフィー・ベル』(英題:Young Sophie Bell)(2014)
『ストップ・ウェディング』(英題:How to Stop a Wedding)(2014)
『ナイス・ピープル』(英題:Nice People)(2015)
『モダン・プロジェクト』(英題:The Modern Project)(2015)
『ビスカン・ミラクル』(英題:Viskan Miracles)(2016)

『ヤング・ソフィー・ベル』

原題:Unga Sophie Bell 英題:Young Sophie Bell
監督:アマンダ・アドルフソン
幼馴染のソフィーとアリスは、高校卒業後にベルリンで暮らす約束をしていた。しかし、アリスは一人で旅立ち、そのまま忽然と消えてしまう。ソフィーは事の真相を探るため、ベルリンへと向かう…。親友の痕跡をたどる旅が、彼女の人生を変えていく。幻想的な映像で、大人になりきる前の少女たちの危うさをミステリータッチに描く。ストックホルム映画祭でプロジェクトが長編映画賞を受賞し、助成を受けて制作された。
9/18(日)17:00、9/20(火)17:10、9/21(水)19:15

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『ビスカン・ミラクル』

原題:Miraklet i Viskan 英題:Viskan Miracles
監督:ヨン・O・オルソン
ビャーネとマーリン夫妻は引越し会社を営んでいるが、経営はいつも火の車。ビャーネは川向うに住む妻の父親とは折り合いが悪く、20年会話を交わしていない。ある日、会社の借金の保証人になってもらうため、マーリンは意を決して父親に会いに行くが…。彼女の決断が確執を抱える家族と町の人々に変化をもたらしていく。ユンガ川沿いの町ビスカンを訪れたオルソン監督がその地にインスピレーションを得て脚本を書き上げたドラマ。
9/17(土)16:30、9/21(水)17:00、9/23(金)15:00

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『ナイス・ピープル』

原題:Filip & Fredrik presenterar Trevligt folk 英題:Nice People
監督:カリン・アヴ・クリントベルグ、アンデシュ・ヘルゲソン
内戦を逃れ、スウェーデンの田舎町ボーレンゲで暮らすソマリアの若者たち。彼らと地元住民とのトラブルの数々を見かねたある事業家が、スポーツで友好的に問題を解決することを思い付く。かくしてソマリア初のバンディ代表チームが結成され、世界選手権を目指しての特訓が始まる。バンディとは、アイスホッケーの起源とも言われる氷上競技。壮絶な過去を抱えた若者たちがバンディを通して成長していく姿を追ったドキュメンタリー。
9/17(土)19:00、9/20(火)15:00、9/23(金)17:15

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『ストップ・ウェディング』(2014)

原題:Hur man stoppar ett bröllop 英題:How to Stop a Wedding
監督:ドラゼン・クーリャニン
元カレの結婚式を阻止するため、マルメからストックホルムへと向かう列車に乗り込んだアマンダ。偶然乗り合わせたフィリップと会話を交わすうちに、ふたりの目的が同じであることが明らかになる。コンパートメントという密室で展開される会話劇は、列車がマルメからストックホルムへと走行する約5時間で撮影された。過去の恋にピリオドを打ち、新たな一歩を踏み出すまでをスタイリッシュな映像と音楽で綴ったラブロマンス。
9/18(日)15:00、9/22(木・祝)13:00、9/23(金)19:25

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『モダン・プロジェクト』(2016)

原題:Det moderna projektet 英題:The Modern Project
監督:アントン・カルロー
心理学専攻の学生サラとシモン。先進諸国で人々を蝕む孤独感の原因を突き止めた彼らは、検証のために人里離れた一軒家で若者グループと共同生活を始める。当初は純粋な学問的実験だったが、シモンに権力欲が芽生えるとグループ内に歪みが生じ始める。集団における人間の心理をアイロニックに描く。監督と主演のふたりから成る映像制作ユニットÖGATの長編第一作。演劇特有の手法を取り入れた斬新な映像表現が注目を集めている。
9/18(日)19:00、9/19(月・祝)15:00、9/20(火)19:10

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スウェーデン映画祭2016のタイムテーブル発表!
 
◎9/17(土)
13:30 波紋*上映後にウルリック・マンターのトークショー有
16:30 ビスカン・ミラクル
19:00 ナイス・ピープル
◎9/18(日)
13:00 間奏曲
15:00 ストップ・ウェディング
17:00 ヤング・ソフィー・ベル
19:00 モダン・プロジェクト
◎9/19(月・祝)
13:00 ムンクブローの伯爵
15:00 モダン・プロジェクト
17:00 波紋
19:10 同窓会 / アンナの場合
◎9/20(火)
13:00 間奏曲
15:00 ナイス・ピープル
17:10 ヤング・ソフィー・ベル
19:10 モダン・プロジェクト
◎9/21(水)
13:00 秋のソナタ
15:00 ムンクブローの伯爵
17:00 ビスカン・ミラクル
19:15 ヤング・ソフィー・ベル
◎9/22(木・祝)
13:00 ストップ・ウェディング
14:40 波紋
16:50 同窓会 / アンナの場合
18:45 フレンチアルプスで起きたこと
◎9/23(金)
13:00 秋のソナタ
15:00 ビスカン・ミラクル
17:15 ナイス・ピープル
19:25 ストップ・ウェディング
 
<チケット情報>
●前売り券
3回券 3,600円
*ユーロスペース窓口、チケットぴあにて8/15(月)販売開始!
前売り券をご購入いただいた場合も、当日劇場窓口にて整理券とのお引換が必要になりますのでご注意ください。
●当日券
一般 1,500円
大学・専門学校生 1,300円
シニア/ユーロスペース会員 1,200円

人気ミュージシャン、ウルリック・マンター来日決定!
スウェーデン映画祭2016 前夜祭&初日トークショー!

『波紋』(英題:The Here After)主演の人気ミュージシャン、ウルリック・マンターの来日が決定しました。「前夜祭-ザリガニパーティー!」及び、初日の『波紋』上映後にトークショーを行います。

スウェーデン映画祭2016 前夜祭 -ザリガニパーティー!

<ゲスト>
ウルリック・マンター

13歳から作曲を始め、2011年にデビューアルバム「ウルリック・マンター」をリリース。ミュージシャンとして2度来日している。『波紋』でスクリーンデビューを果たす。

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オーサ・イェークストロム

 スウェーデン出身。日本のアニメ、漫画に影響を受けてイラストレーター・漫画家として活動後、東京に移り住む。近著は『北欧女子オーサのニッポンの再発見ローカル旅』。

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日時:2016年9月16(金)開場18:30 開演:19:30
会場:LOFT9(ユーロスペース1F)
チケット:3,500円 eプラスにて8/7(日)販売開始!

『波紋』9/17(土)上映後に主演のウルリック・マンターによるトークショー決定!

2016年のゴールデン・ビートル賞受賞作『波紋』(英題:The Here After)でスクリーンデビューを果たし、カリスマ的な存在感を放つ主演のウルリック・マンターがトークゲストとして登壇します!

スウェーデンの妖精少年とも呼ばれたウルリック・マンターが、少年犯罪のその後を描いた本作でこれまでのイメージを覆す圧巻の演技で新たな魅力を発揮しています。

■開催期間:2016年9月17日(土)〜9月23日(金)
■場所:ユーロスペース(渋谷区円山町1−5)

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