『滝を見にいく』、『恋人たち』に続く、松竹ブロードキャスティング オリジナル映画製作プロジェクト第3弾!

舞台は世界遺産・屋久島。

有名オーケストラと間違われて島にやってきたアマチュア楽団と、 彼らを“本物“として押し通そうとする島の女性職員が巻き起こす、笑いと感動のハート・ウォーミング・コメディが誕生!

「力のある監督が撮りたい映画を自由に撮る」「新しい俳優を発掘する」をテーマに、2013 年夏に立ち上がった松竹ブロードキャスティングのオリジナ ル映画プロジェクト。
第1弾の沖田修一監督『滝を見にいく』(2014 年 11 月公開)は、東京国際映画祭でスペシャルメンションを受賞し、全国 50 館以上の劇場でロングラン上映を記録。
第2弾の橋口亮輔監督『恋人たち』は、2015 年 11 月に公開、メイン劇場のテアトル新宿では平日も立見になるほどのヒットとなりました。
そんなオリジナル映画プロジェクト待望の第3弾 の監督は日本映画界期待の新鋭・坂下雄一郎。東京藝術大学大学院在学中に撮った映画『神奈川芸術大学映像学科研究室』が内外で高く評価され、いま日本映画界で最も注目される新人監督である。

その坂下監督が今回挑むのはコメディ映画。
鹿児島の屋久島を舞台に、有名オーケストラと間違えられて島に招待されたアマチュア楽団が、彼らが偽物であることを隠し通そうとする島の女性職員の愚かな行動に巻き込まれて 翻弄される様を、笑いと感動の中に描いていく。

画像: ©松竹ブロードキャスティング

©松竹ブロードキャスティング

出演は、オーケストラの楽団員にワークショップで選抜された新人俳優たちを、島の女性職員に今、最も注目される若手女優・中西美帆を起用、さらに小市慢太郎ら実力派が脇を固め、 作品に厚みを持たせている。世界遺産の離島 屋久島を舞台に、日本映画の新たな才能が放つ、新感覚のコメディ映画 が誕生!
本作は、世界遺産・屋久島を舞台に、有名オーケストラと間違われて島にやってきたアマチュア楽団と、自分のミスで彼らを呼んでしまった町役場の女性職員が、彼らを本物のトップアーティストとしてだまし通そうとする騒動を通して、「何かに一生懸命になる」ことの可笑しみと愛おしさを映し出す、ハート・ウォーミング・コメディです。

このたび『東京ウィンドオーケストラ』が、2017年1月の劇場公開に先駆け、 8月7日(日)、新宿シネマカリテで開催中の「カリコレ2016」にて先行プレミ ア上映および監督・キャストによる舞台挨拶を開催、レポートをご紹介します。

■日程:8月7日(日) 13:00の回上映後 イベント 14:20~14:50
■劇場:シネマカリテ(新宿区新宿 3−37−12 新宿 NOWA ビル B1F)
■登壇者:中西美帆(27歳)、松木大輔、水野小論、星野恵亮、川瀬絵梨、遠藤隆太、及川莉乃、青柳信孝、嘉瀬興 一郎、松本行央、武田祐一、坂下雄一郎監督(30歳)

画像: 舞台は世界遺産・屋久島。

本作『東京ウィンドオー ケストラ』で商業映画デビューを飾った坂下雄一郎監督は、まず「今日が初お披露目で、とても緊張しています。お客様より登壇者の方の人数が多かったらどうしようかと思っていましたが、満席のお客様に来ていただいて、本当に感謝しています」と安堵の面持ちで挨拶。

一方、有名オーケストラと間違え、アマチュア楽団を島に呼んでしまった役場職員の役で初の主演を務めた中西美帆は、「屋久島 は雨が多くて、しかも東京の雨とはまったく違う。降れば降るほど浄化されていくような感覚が新鮮だった。屋久島の人にも本当に良くしていただいた」とオール屋久島ロケで敢行された撮影を振り返りつつ、撮影に臨んだ時期は「役者としてすごく悩んでいた時期だった」 といい、「今まではお嬢さんのような役が多かったけれど、今回の役は劇中でほとんど笑わない役でした。普段は笑い上戸なので、笑えないストレスはあったけれど、自分にとってターニングポイントになる作品だと思う」と本作の手応えを語ってくれた。

ただ、劇中で自転車を漕ぐシーンが出てくる中西は、実は自転車に乗れないということで、「撮影前に、監督に『大丈夫ですか?』と 聞いたら、『ゆっくり漕ぐだけなので問題無いです』と言われ安心していた」というが、いざ本番となった途端、坂下監督に「全速力で漕いでください」と言われ、「なんて鬼なんだろう! と思った」というエピソードを苦笑しながら披露した。

今回、事前のワークショップで選抜されたアマチュアオーケストラ楽団員役のメンバーたちは、この日は全10人のうち9人が登壇。

吹奏楽の経験もなく、約 1 ヶ月の練習期間を経て撮影に挑んだものの、現場でほとんど笑わない坂下監督に対して不安を感じていたという。メンバーたちが「OK を出した後の監督の表情が気になって仕方がなかった」と口々に明かすと、坂下監督が、「今の OK は、本当にOKだったのか? と不安を感じていた」と語り、出演陣からどよめきが起こったが、すぐに「冗談です(笑)、本当に全部 OK だと思って出していました。ただ自分は思っていることがあまり表情に出ないので...皆さん本当に良い芝居をしてくれました」と照れながらフォローしていた。
最後に、中西が「初主演作品で、とても思い入れのある映画。長く愛されるような作品になって欲しい」と、公開に向けての意気込 みを語り、総勢 12 人が登壇した舞台挨拶を終えた。

【ストーリー】
このまま本物ってことでいきましょう。
日本で有数のオーケストラと間違われて、屋久島までやって来た観光気分のアマチュアオーケストラ部員たち。
しかし自分たちが有名オーケストラと間違われていることに気づき、島から逃亡しようとするが、彼らが偽物であること を知って慌てた町役場の女性職員は、自分のミスを隠すため、彼らを本物のトップアーティストとしてだまし通すことを決意する。

中西美帆 小市慢太郎
松木大輔 星野恵亮 遠藤隆太 川瀬絵梨 近藤フク 松本行央
及川莉乃 水野小論 嘉瀬興一郎 青柳信孝 武田祐一 稲葉年哉
監督・脚本:坂下雄一郎
製作:井田 寛
企画:深田誠剛
プロデューサー:松岡周作 小野仁史
撮影:横田雅則
照明:橋本次郎
録音:福田 伸
美術:寺尾 淳
スタイリスト:宮本茉莉 江頭三絵
ヘアメイク:新井はるか
編集:田中直毅
音楽:石塚 徹 小沼理裕
音楽指導:村上信吾
助監督:栗本慎介
宣伝:アーク・フィルムズ/デジタルSKIPステーション
イラスト:古谷充子
協力:屋久島町
特別協賛:いわさきグループ 種子屋久高速艇
製作:松竹ブロードキャスティング
制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント
配給:松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ
©松竹ブロードキャスティング
日本/2016/ビスタ/75 分/ステレオ


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