瀬戸内寂聴原作の同名小説初の映画化『花芯』が、8月6日(土)よりテアトル新宿他にて公開となります。
新進作家として瀬戸内寂聴がまだ瀬戸内晴美として「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、1957年の発表当時批評家から「子宮作家」との批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた、鮮烈な恋愛文学の映画化です。

画像1: (C)2016「花芯」製作委員会

(C)2016「花芯」製作委員会

この度、夫・雨宮役を演じた林遣都が、
妻・園子(村川絵梨)に対する愛情と憤りの入り混じる”大人の壁ドン”を披露している本編映像を解禁させていただきます!

到着した映像は、主人公・園子の不倫を疑い夫・雨宮が詰め寄る場面から始まります。
園子を求めるも完全に拒絶された雨宮は激高し、握り拳で壁を豪快にひと突き!
2人の間に張り詰める緊迫感は、思わず息をするのも忘れてしまいそうなほど。
雨宮が去った後、罪悪感なのか解放された安堵感からか、園子は複雑な表情で宙を見つめるのです…。

雨宮は、全身全霊で園子を優しく包み込み、結婚するまで純潔を守り続ける理想的な夫。
結婚初夜には園子と初めて体を重ね合わせるも、うまく事を運ぶことが出来ない程の純朴な青年です。
林は雨宮役について「雨宮の内面は崩壊していると思いますが、園子の事が好きだから、
大切にしたいという思いでグッとこらえることのできる男の方がより関係性が成り立つと思いますし、
原作の簡単には見えない部分というのはそういう所ではないかと監督にも言われ、そう考えながら演技していました。」とコメントしており、
今回の映像でも、裏切られているにも関わらず捨てられない愛情との葛藤で苦しむ雨宮の姿が痛々しく映し出されています。

画像2: (C)2016「花芯」製作委員会

(C)2016「花芯」製作委員会

お互いの顔が近づき胸キュンする甘い壁ドンとは打って変わって、ヒリヒリとした空気に胸が締め付けられる”大人の壁ドン”。
心底優しい雨宮が耐え切れずに手をあげかけるほどの仕打ちとはいったい…?
雨宮は、それでも園子のことを想い続けていくのか…?
こじれた愛情の先に、園子と雨宮の夫婦関係がどのような道筋をたどるのか---

画像: 『花芯』大人の壁ドン+予告 youtu.be

『花芯』大人の壁ドン+予告

youtu.be

<物語>
「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」―
それが園子(村川絵梨)の恋人・越智(安藤政信)の口癖であった。
園子は、親が決めた許婚・雨宮(林遣都)と結婚し息子を儲けていたが、そこに愛情はなかった。
ある日、転勤となった夫について京都へ移り住んだ下宿で越智と出会い好きになってしまう。
生まれてはじめての恋に戸惑いながらも、自身の子宮の叫びは次第に大きくなり抑えられなくなっていく―。

<原作「花芯」について>
1957年(昭和32年)10月「花芯」を『新潮』に発表。
「子宮」という言葉が多く出てくることから発表当時「子宮作家」と呼ばれ、その後5年間ほど文壇的沈黙を余儀なくされた。

原作:『花芯』瀬戸内寂聴著(講談社文庫刊)
監督:安藤尋 
脚本:黒沢久子 
出演:村川絵梨、林遣都、安藤政信 /毬谷友子

配給:クロックワークス 
製作:東映ビデオ、クロックワークス 
製作プロダクション:アルチンボルド 
制作協力:ブロッコリ、ウィルコ

2016年/日本/95分/ビスタサイズ/DCP5.1ch/R15+   

(C)2016「花芯」製作委員会  

8月​6日(土)​ テアトル新宿他全国公開

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