サンディエゴのインディミュージックシーンの内側をリアルに表現

ピクチャーズデプト配給、映画『ヒップスター』(監督:デスティン・D・クレットン)は、地元サンディエゴでファンを増やしつ つある、1人の若きシンガーソングライター、ブルック・ハイド(ドミニク・ボガード)が主人公の映画です。

本作において音 楽はストーリーを支える重要な要素であり、サンディエゴ在住のシンガーソングライター、ジョエル・P・ウェストがその楽曲の全てを手掛けています。
作品の中で取り上げられている曲やバンドは、アメリカ西海岸の音楽シーンで今まさに起きているリアルであり、ヒップなヤングアダルトたちの共感を呼んだカルチャーの描写が、この作品の魅力の一つでもあ ります。

西海岸のインディ音楽で楽しむ映画 『ヒップスター』 ヒップなヤングアダルトに刺さる、夏にぴったりのサウンド・トラック海外で配信!

■主人公ブルック・ハイドのバンド「CANINES」の楽曲は実際にアメリカでリリース

地元でファンを増やしつつも、無気力な日々を送る若きシンガーソングライター ブルック・ハイドを演じるドミニク・ボ ガードは『レント』や『ジャージー・ボーイズ』などミュージカル劇への出演経験が豊富ではありますが、元々ミュージシャンではありません。
本作において書き下ろし楽曲を実際にライブで演奏していますが、撮影が始まってから練習を繰り 返した結果、5曲を披露できるようになったとのこと。映画で使用された10曲は別途スタジオで収録され、アメリカでの映画公開時に同時リリースされています。

◎Canines公式サイト

■『ショート・ターム』のサウンドトラックも手掛けたジョエル・P・ウェストが
全楽曲をプロデュース

本作の楽曲全てを手掛けるジョエル・P・ウェストは、自身も「The Tree Ring」というバンドのメンバーとして、またソロ アーティストとしても活動中のシンガーソングライターです。
デスティン・D・クレットン監督の表現を支えるパートナーと しても信頼が高く、『ショート・ターム』のサウンドトラックも全てジョエルがプロデュースしています。
◎ The Tree Ring公式サイト

■SPACEFACEやローレン・コールマンが登場。
サンディエゴのインディシーンを感じるタイトルがズラリ

主人公ブルック・ハイドの音楽的ライバルである、エレクトロニックDJ SPACEFACE。サンディエゴのエレクトロポップバンド 「Jamuel Saxon」によって生み出されたビートは、ダンサブルな ライブパフォーマンスで知られていましたが、2014年に解散しています。
作中では、ブルック・ハイドの音楽観と対照的に表現され、リアルなシーンのトレンドを垣間見ることができます。また、ブルックの妹役を演じるローレン・コールマンは、作中で2度その忘れがたい歌声を披露しています。
現在は「Pebaluna」という バンドを結成し、2012年にアルバム「Carney Life」をリリースして います。
◎ Jamuel Saxon公式サイト

そして、注目の監督デスティン・D・クレットン監督は、今作初長編作!

■デスティン・ダニエル・クレットン(監督、脚本、プロデューサー)
1978年11月23日生まれ。祖父母が沖縄出身の日系3世で日本への造詣も深い。ハワイのマウイ島で生まれ育つ。
自身4作目の短編映画『ショート・ターム』が2009年にサンダン ス映画祭審査員賞を受賞。その後、シアトル国際映画祭、シネベガス、ジェンアートでも 各賞に輝き、2010年アカデミー賞の最終選考にも残った。同名の長編映画用に書き上げ た脚本は、映画芸術科学アカデミーが主催する、2010年度ニコル映画脚本フェローシップ5作品のうちの1つに選ばれた。

『ヒップスター』は彼の長編映画監督デビュー作。2012年サンダンス映画祭でプレミア上 映され、批評家たちに絶賛された。 『ショート・ターム』(同名短編映画に基づく)は2013年SXSW映画祭でプレミア上映され、 観客賞、最優秀審査員賞のW受賞を果たして以来、世界中の50もの映画賞にノミネートさ れ、35もの映画賞を受賞した。日本でも高い満足度から口コミで大ヒットとなった。
最新作『The Glass Castle(原題)』で『ショート・ターム』の主演女優、ブリー・ラーソンと再 タッグを組み、現在製作中。今後の活躍に注目されている。

画像: 『ヒップスター』劇場版予告篇 2016.7.30公開@新宿シネマカリテ youtu.be

『ヒップスター』劇場版予告篇 2016.7.30公開@新宿シネマカリテ

youtu.be


地元でファンを増やしつつある、1人の若きシンガーソングライター。
無気力な日々を送る彼のもとへ、ある日、父親が 3人の妹を連れてやってくる――母の遺灰を撒くために。この再会をきっかけに、若者はオハイオに置き忘れてきた過去の自分を思い出し、別人のようになった今の自分と向き合っていく...。
サンディエゴのインディミュージック/アート シーンを舞台に、悲劇に直面してもなお、クリエイティブであろうとするアーティストの姿を描いたヒューマンドラマ。
「ショート・ターム」で人気を博したジョエル・P・ウェストのオリジナル曲の演奏シーンも聴きどころです。

監督・脚本:デスティン・ダニエル・クレットン
出演: ドミニク・ボガート、アルヴァロ・オーランド
配給:ピクチャーズデプト
©2012UncleFreddyProductionsLLC.
配給協力:アークエンタテインメント 2011年/アメリカ/英語/日本語字幕/91分/DCP/カラー/ステレオ/アメリカンビスタ

2016年7月30日(土)新宿シネマカリテほか全国順次公開!

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