1980年代、社会主義政権下の東ドイツで巻き起こった“ブレイクダンス”ブーム。
多くの若者が路上で自由に踊るダンスに熱狂する中、政府は西側の文化を厳しく規制するもその勢いは止まらない。そこで打ち出された政策は、ブレイクダンスを“社会主義化”することだった!フランク率いるダンスチームは国認定の芸術集団として人気を博していくのだが…。

本作は、東ドイツで巻き起こった社会現象とダンサーたちの実話を基に、「自由」と「夢」を追いかけることの尊さを訴えたエンターテインメント作品として、ドイツ国内外で多くの反響を呼んだ。『ダンス・レボリューション』、『ステップ・アップ』など、これまでのダンスムービーとは全く異なる、新しい“社会派ダンスムービー”が誕生した!

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1984年に東ドイツの映画館で上映されたニューヨーク・サウスブロンクスのBボーイたちを題材とした米映画『ビート・ストリート』は世界でヒップホップ文化が流行するきっかけを作った。
当時の東ドイツでも大流行し、何十回も映画館に通ってはスケッチをしてダンスの動きを真似する人たちが続出したという。路上にはダンスを踊る若者たちが溢れたため、革命に発展することを恐れた政府は路上で踊ることを禁止し、違反した者は逮捕するように。
ダンスチームにアーティスト・ライセンスを与え、テレビやステージで披露させて完全に管理下に置くようになった。しかし、サークルの中で1人ずつ自由に踊るブレイクダンスに対し、全員同時に同じ動きで踊るよう強制されたため、本来のブレイクダンスに魅了されていた若者にとっては自由を奪われるような感覚であった。
本作ではこのようなダンサーたちの葛藤に焦点を当て、“好きなもの”に真っすぐ取り組むことの大切さをシンプルに描き出した。

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ブレイクダンスに出会い、プロダンサーになるまでを描く本作では、ダンス経験者を条件にオーディションが実施され、約800名の中から主要キャストが選ばれた。
フランク役のゴードン・ケメラーとアレックス役のオリバー・コニエツニーはそれぞれダンスチームに所属し、ストリートダンスをしているダンス経験者。マティ役のゾーニャ・ゲルハルトは、ベルリンのダンススクールに幼い頃から通っていた元キッズダンサー。ミヒェル役のセバスチャン・イェーガーは、世界大会で何度も賞を獲っているダンサー。振り付けをドイツ出身の STORM(ストーム)が担当している。キャスティングが決まってからは、約9ヶ月のトレーニングが行われ、スタント無しのリアルなダンスシーンが作り出されたという。監督は、ヤン・マルティン・シャルフ。

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ストーリー
1980年代、社会主義政権下の東ドイツで巻き起こった“ブレイクダンス”ブーム。多くの若者が路上で自由に踊るダンスに熱狂する中、政府は西側の文化を厳しく規制するもその勢いは止まらない。そこで打ち出された政策は、ブレイクダンスを“社会主義化”することだった!
フランク率いるダンスチームは国家認定の芸術集団として人気を博していくのだが

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『ブレイク・ビーターズ』
監督:ヤン・マルティン・シャルフ
脚本:ルート・トーマ
出演:ゴードン・ケメラー、ゾーニャ・ゲルハルト、オリバー・コニエツニー、セバスチャン・イェーガー
2014年/ドイツ/90分/ドイツ語/カラー/1:1.22/DCP/5.1ch/原題:Dessau Dancers/日本語字幕:金関いな
後援:ドイツ連邦共和国大使館 日本ストリートダンス協会
配給:アニモプロデュース

6月25日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

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