「第10回アジア・フィルム・アワード」(AFA)において、女優の樹木希林さんに特別功労賞 “Lifetime Achievement Award”を授与することを発表しました。

画像: http://movie-house.net/2016/01/08/「いかに死ぬか?」全身ガンを患い死と向き合っ/

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AFA特別功労賞は、アジアの映画界において芸術、 文化、商業的に永年にわたり多大なる業績と顕著な実績を残す、極めて優れた映画人を称える賞で、過去には侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督、アン・ホイ監 督、プロデューサーのレイモンド・チョウさんらが受賞してお り、日本人としては2008年の山田洋次監督に次ぐ2人目の受賞となります。
また、本年は樹木さんと共に香港 の武術指導・アクション映画監督の巨匠、ユエン・ウーピンさんへも同賞が贈られる予定です。

画像: 樹木希林さん

樹木希林さん

アジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)会長のウィルフレッド・ウォン氏コメント


 「中国を代表する武術指導者のユエン・ウーピン監督と、日本を代表する女優の樹木希林さんという、アジア 映画に多大な功績を残してきたお二人に特別功労賞を授与できることを、アジア・フィルム・アワードとして大 変光栄に思っております。樹木希林さんはその独特なカリスマ的魅力を持って、各時代を代表する多くの偉大 な日本人監督に刺激を与え、多くの映画人、観客に愛されている女優です。彼女の出演作は日本のみならず海外の多くの観客に愛されていて、それもすべて、樹木さんの素晴らしい演技がなくてはかなわなかったことです。ユエン・ウーピン監督は、香港、中国、そして世界における数十年のキャリアの中で、中国のマーシャル・アーツを新しい次元に引き上げ、常に革新的で想像力に富んだアクションを多くの映画に吹き込んできました。
今回の特別功労賞受賞者はともに、さらなる高みを目指す信念と粘り強さを持ち続けてきた方々です。その功績を称えるとともに、今後の彼らの作品が楽しみでなりません。」

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