国民的映画「男はつらいよ」から「家族はつらいよ」へ

1969 年から 1995 年まで計 48 作品にわたって公開された、国民的シリーズ映画「男はつらいよ」。観客動員数はのべ 8000 万人以上、時代 が変わっても色あせない永遠の喜劇として、現在も多くの人に愛され 続けています。
本作は、その「男はつらいよ」の生みの親である山田 洋次監督が、オマージュの想いも込めて取り組んだ作品。
日本中に 笑顔と感動を届け続けた“寅さん”に通じる家族の物語が、ついに完成しました!

『東京家族』で一家を演じた豪華キャスト 8 人が再集結


出演には、名優・橋爪功×吉行和子が“離婚危機”に瀕する熟年夫婦を絶妙なコンビネーションで演じるほか、長男夫婦に西村雅彦×夏川結衣、長女 夫婦に中嶋朋子×林家正蔵、次男カップルには妻夫木聡×蒼井優と、あの『東京家族』の 8 人が再結集。「この最高のアンサンブルで、今度は現代の 家族を“喜劇”で描きたい」という山田監督の強い想いの下に、小林稔侍、風吹ジュン、笹野高史、笑福亭鶴瓶ら豪華キャストも加わり、このメンバーで しか紡ぎだせない最高の喜劇が誕生。春の訪れとともに、日本中に大きな笑いと共感をお届けします!

画像1: ©2016「家族はつらいよ」製作委員会 kazoku-tsuraiyo.jp

©2016「家族はつらいよ」製作委員会 kazoku-tsuraiyo.jp

『家族はつらいよ』 製作にあたって
男であり、女であり、人間であることは、難儀で厄介なことです。 でも何とか、生きていかないといけない。
そういう意味で、1969 年から始まった寅さんシリーズに、 『男はつらいよ』というタイトルをつけました。
今回、それと全く同じ意味合いで、
この映画に『家族はつらいよ』というタイトルをつけました。
家族というのは、厄介で、煩わしくて、
無くてもよいと思うこともあるのだけれど、やはり切り捨てるわけにはいかない。
そのつらさを何とか切り抜けていかねばならない、そのためにあくせく大騒ぎをする。
そんな滑稽で不完全な人間を、表現したいと思いました。
スクリーンでその姿を見た観客が、
“あぁ、ダメなのは自分だけじゃないんだな”と安心して笑ってしまう。
映画館で、観客の皆さんと作り手が、笑いを共有していく――
そんな喜劇にしたいと思い、一生懸命作りました。
映画館が、皆さんの大きな笑いに包まれることを、願っています。
映画監督 山田洋次

☆『家族はつらいよ』 25組50名様 試写会プレゼント!!!

このたび、シネフィルでは、『家族はつらいよ』試写会プレゼントをおこないます。
下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、
『家族はつらいよ』試写会プレゼント係宛てに、メイルでご応募ください。
抽選の上、記名ご本人様のみ有効の、チケットをプレゼントいたします。

なお、記名の試写会チケットは、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いしております。

☆応募先メイルアドレス  
info@miramiru.tokyo
応募締め切り ☆2016年2月28日


記載内容
☆1、氏名 
☆2、年齢
☆3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
   建物名、部屋番号がない場合は、郵便が到着しないケースが発生しておりますので、
   かならず、建物名、部屋番号の両方をご明記下さい。
☆4、ご連絡先メイルアドレス、電話番号
5、記事を読んでみたい監督、俳優名(複数回答可)
6、読んでみたい執筆者(複数回答可)
7、連載で、面白いと思われるもの(複数回答可)
8、連載で、面白くないと思われるもの(複数回答可)
9、cinefilのほかに、よくご覧になる映画サイト名、その他のwebマガジンやサイトなど
  お教えて下さい。
10、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。
11、今回の試写会ご参加人数(1名様か、2名様か)


ご家族名などでの、二重、三重応募は、無効とさせていただきます。
マンション名、建物名、部屋番号は、必ずご記入下さい。
ご記入がない場合は、無効とさせていただきます。

また、ご鑑賞後の感想等の掲載にご協力いただける場合は、ペンネーム・イニシャル・本名などを明記の上、上記メールにいただけますようお願いいたします。





映画「家族はつらいよ」 特別試写会
日時 : 2016年3月4日(金) 18:15開場、18:45開映【上映時間:108 分】
場所 : 一ツ橋ホール (〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2−6−2)
ご招待人数 : 25組 50名様

開映後、及び満席のときは、ご入場いただけません。
上映の30分前、開場の時刻には到着されますよう、時間厳守でお願いいたします。

画像2: ©2016「家族はつらいよ」製作委員会 kazoku-tsuraiyo.jp

©2016「家族はつらいよ」製作委員会 kazoku-tsuraiyo.jp

ストーリー

妻よ、笑顔を下さい。夫よ、離婚を下さい。
妻が欲しかった誕生日プレゼントは――「離婚届」!? 一家に突然降りかかった、まさかの“熟年離婚”騒動に、家族全員は大慌て!!
結婚 50 年を迎えようとする平田家の主・周造と妻・富子。たまには妻に誕生日のプレゼントでも買ってやろうかと、周造が欲しいものを聞いてみると、富 子の答えはなんと・・・「離婚届」!! 突然起きたまさかの“熟年離婚”騒動に、子どもたちは大慌て。何とか解決策を見つけようと《家族会議》を決行し、 離婚問題について話し合おうとするものの、それぞれの不満が噴出しはじめ、事態は思わぬ方向へ...!
果たしてこの家族はどうなってしまうのか? 捨てられかけた夫・周造の行く末と、平田家の運命やいかに!?

◆プロローグ・・・・それは、突然訪れた。
初秋の風さわやかに、鳥のさえずりや虫の音が心地いい季節。ここは、東京の郊外で暮らす三世代同居の平田一家。
モーレツサラリーマンだった時期を終えて今はすっかり隠居生活を送っている平田家の主・周造(橋爪功)は仲間とのゴルフを楽しんだ後、美人女将・かよ(風吹ジュン)がいる居酒 屋で散々女房の悪口を言って盛り上がり上機嫌で帰宅してくる。長男の嫁・史枝(夏川結衣)はすっかり酔っぱらっている周造に気を遣いながらも義父の苦言に笑顔で付き合う。妻の 富子(吉行和子)もまた、そんな夫を優しく迎え、寝室で脱ぎ捨てる服を拾い歩きながら着替えを手伝う。
周造はいつものように靴下を脱ぎ捨てながら、ふと寝室に飾られたバラの花瓶を見て、「その花どうした?」と尋ねる。なんでも誕生日にお花をプレゼントする事は仲間の決まりで、 今日は私の誕生日なのだと富子は言う。すっかり忘れていた周造だったが、気分も大変よろしく、たまには妻に誕生日のプレゼントでもしてやろうかと欲しいものを聞いてみる。「あら、 いいの?」と富子が机から持ち出してきたのは・・・まさかの「離婚届」!唖然と凍りつく周造。突如、宣告を受けた周造の姿はお構いなしに富子は冷静に部屋を出ていくのだった。こう して、平田家の“離婚騒動”は幕を開けた・・・。
◆本日は、家族会議ナリ。
10月26日、秋晴れの日曜日。離婚問題について家族全員が集まり議論しようとしたところに、今日が家族会議だと 聞かされていなかった庄太が突然恋人を紹介しようと憲子を連れてくる。なかなか本題に入れない一同だったが、ようや く憲子を交えた8人で「家族会議」の火蓋が切られるが、幸之助と成子が口論を始め、ついには史枝、庄太、泰蔵まで巻 き込まれて、会議は思わぬ方向に進んでしまう・・・。 そして、長年抱え続けた富子の思いがけない“本音”がいよいよ暴露されると、事態は更に思わぬ局面を迎える!


画像: 『家族はつらいよ』 予告編 youtu.be

『家族はつらいよ』 予告編

youtu.be

■監督・脚本 山田洋次
1931 年生まれ、大阪府出身。幼少時代を満州で過ごす。54 年、東京大学法学部卒。同年、助監督として松竹入 社。61 年『二階の他人』で監督デビュー。69 年『男はつらいよ』シリーズ開始。以降『家族』(70)、『故郷』(72)、『同 胞』(75)、『幸福の黄色いハンカチ』(77)、『息子』(91)、『学校』(93)など多数の代表作がある。02 年、『たそがれ 清兵衛』では日本の映画賞を総なめにし、第 76 回米国アカデミー賞外国語映画部門ノミネートを果たす。『武士の 一分』(06)の大ヒットに続き、『母べえ』(08)が第 58 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され話題に なる。10 年には『おとうと』が公開、第 60 回ベルリン国際映画祭のクロージング作品として上映、特別功労賞にあ たるベルリナーレ・カメラを受賞。監督 50 周年にあたる 13 年には小津安二郎監督へのオマージュ『東京家族』が、 14 年には『小さいおうち』が公開され第 64 回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品、銀熊賞を受賞した。 また、10 年、新派公演「麥秋」で本格的な舞台脚本・演出を手がけ、12 年には第二弾の「東京物語」が上演、13 年 には鄭義信脚本の「さらば八月の大地」を演出した。96 年に紫綬褒章・朝日賞、02 年に勲四等旭日小綬章、04 年 に文化功労者、08 年より日本藝術院会員、12 年に文化勲章受章、14 年東京都名誉都民顕彰。最新作は『母と暮 せば』(12/12 公開)。




出演 橋爪功 吉行和子 西村雅彦 夏川結衣 中嶋朋子 林家正蔵 妻夫木聡 蒼井優 岡本富士太
   広岡由里子 近藤公園 北山雅康 徳永ゆうき 関時男 木場勝己 小林稔侍 風吹ジュン 中村鷹之資    丸山歩夢 笹野高史 笑福亭鶴瓶(特別出演)
監督 山田洋次
脚本 山田洋次・平松恵美子
音楽 久石譲
製作 「家族はつらいよ」製作委員会
制作・配給:松竹株式会社
(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会

2016年3月12日 全国公開

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