マリック、ノーラン、マン、ラッセルなどと組んで成功したのと同じようにさらに新しい可能性をIndieWireは提示した。クリスチャン・ベールと今後組むべき6人のインディーズ監督をご紹介!

ジェームズ・グレイ(James Gray)

南カリフォルニア大学のen:USC School of Cinematic Artsで学ぶ。これまで5本の作品を監督しているが、25歳の時のデビュー作『リトル・オデッサ』で第51回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞。また、『裏切り者』と『アンダーカヴァー』はカンヌ国際映画祭のパルム・ドールにノミメートされており、インデペンデント映画監督として高い評価を得ている。作品の幅も広く、大衆の期待もいい意味で裏切る型破りなこともできる監督である。

画像: blog.livedoor.jp

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ケリー・ライヒャルト(Kelly Reichardt)

1994年にデビュー作『River of Grass』が公開されると、同作はインディペンデント・スピリット賞で3部門にノミネートされた。1999年にはハーマン・ローチャー(英語版)の小説『愛のかけ橋 - ビリー・ジョーに捧げる詩(英語版)』を原作とした『Ode』が公開された。スロウで気取らない自然な画をとるケリーはその中で本質的な部分を浮きだたせる魅力的な監督である。

画像: Kelly Reichardt www.lemonde.fr

Kelly Reichardt

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ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)

視覚において精密な再現をする監督とタッグを組んできたクリスチャン・ベールにまた違った監督とのコンビネーションを観たいということであげられているのは、米インディペンデント界を代表するフィルムメーカーとして活躍している言わずと知れた監督であるジム・ジャームッシュである。

ニコラス・レイやビム・ベンダースに師事し、80年に初監督作「パーマネント・バケーション」を発表。長編2作目となる「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(84)でカンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を受賞し脚光を浴びる。以降、「ミステリー・トレイン」(89)、「デッドマン」(95)、「ゴースト・ドッグ」(99)など、独特のオフビートな作品を撮り続けている。近年ではトム・ヒドルストンが吸血鬼役として出演する「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(13)が日本でも公開されている。

画像: Jim Jarmusch its12midnight.com

Jim Jarmusch

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トッド・ソロンズ(Todd Solondz)

『ウェルカム・ドールハウス』でサンダンス映画祭のグランプリを受賞。 彼の作品は過激な暴力描写や性描写はなく、何の変哲もないような描写が続くのであるが、その中でも台詞の妙を駆使して強烈なブラックユーモアを世に放つ。タブー視されるテーマ(家庭内差別、ストーカー、屍姦、チャイルド・マレスター、宗教、未成年の妊娠など)を扱うことがほとんどである。なかなかの問題作が多く、アメリカにおいても単館または少数の劇場で公開されることがほとんどなのが残念なほどである。

画像: Todd Solondz www.elpelicultista.com

Todd Solondz

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ジェレミー・ソルニア(Jeremy Saulnier)

彼が脚本・監督を務めた「Murder Party (2007)」が初長編作品となり、2013年には「Blue Rain」を公開した。「Green Room」という彼の3番目の長編映画は米映画評価サイト”ロッテントマト”において高評価を維持し続け、2015年のインディペンデント・スピリット・アワードでジョン・カサヴェテス賞に輝き、カンヌでも上映されている。ジェレミーは殺人スリラーを得意とする。巧妙で本能的な復讐物語を描くジェレミーの作風は「Blue Rain」と「Green Room」という2作を観ただけで、完全にクリスチャン・ベールにフィットすることがわかるとIndieWireライターは伝える。

画像: Jeremy Saulnier thewrap.com

Jeremy Saulnier

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リン・シェルトン(Lynn Shelton)

最後に紹介するのはである。彼女は映画監督であり、女優でもある。作品としては「Your Sister's Sister (2011)」や「Humpday (2009)」「Laggies (2014)」らが挙げられる。彼女の作品はホームコメディであっても、正直な感情や自然主義のパフォーマンスをしっかり掘り下げられるところが評価されている。

画像: www.indiewire.com

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詳しくはIndieWireを参照してほしい。

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