杉野希妃の初長編監督作公開へ!『マンガ肉と僕 Kyoto Elegy』

女による女のためのR-18文学賞の受賞作、朝香式原作の「マンガ肉と僕」(新潮社刊)の映画化。
舞台を京都に、過去、現在、未来---男に抗う女たちの強くも切ない恋愛­模様描く。
女優兼プロデューサーとしてアジア・インディーズ映画界のミューズ・杉野希妃が長編監督初挑戦。

出演は杉野希妃の他、主演に「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」「ローリング」の三浦貴大。
その他、徳永えり、ちすん、大西信満、太賀、宮本裕子、徳井義実 等が共演。

画像: http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=85

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あらすじ
4月の京都。気が弱く引っ込み思案の青年ワタベは、活気に溢れる大学になじめず、孤独な日々を送っていた。一方、同大学の熊堀サトミは、その太ったみすぼらしい容姿から、周囲の学生に嘲笑されていた。そんなサトミを差別することなく接してくれる唯一の存在がワタベだった。その優しさにつけ込んだサトミは、彼の自宅に転がり込み、寄生し、やがてワタベを奴隷のように支配しようとする。そんななか、ワタベはバイト先で知り合った菜子に惹かれていく。また、ふとしたきっかけからサトミの過去の断片を知ることになる。

杉野希妃監督メッセージ
本作は、ある青年が3人の女と出会う8年間の遍歴を描く恋愛映画だ。「女が男に嫌われるために太る」という捻ったモチーフに出会い、そこに現代社会の歪みを投影したいと思った。異性の目を気にして自分を変えるということは、本来の自分らしさを捨てることになるのではないだろうか。では、誰の価値観にも左右されず、自分らしくあるということはどういうことなのだろう。そんなあるがままの自分を受け入れることがどれだけ難しいことなのか、私も知っている。私たちは私たちが生み出す他者への固定観念によって、生き辛くなってはいないだろうか。社会が作る理想は、時に差別を産み出す。そんな食物連鎖のような社会の縮図を描きたかった。

映画『マンガ肉と僕』予告編

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第18回上海国際映画祭「パノラマ部門」出品作品
エディンバラ国際映画祭「New Perspectives部門」出品作品
第27回東京国際映画祭「アジアの未来部門」出品
第38回ヨーテボリ国際映画祭出品
京都国際映画祭上映作品
第7回沖縄国際映画祭上映作品

監督/プロデューサー : 杉野希妃
エグゼクティブ・プロデューサー : 奥山和由
原作 : 朝香 式
プロデューサー : 中村直史
撮影監督 : 高間賢治
共同プロデューサー : 小野光輔
編集 : リー・チャータメーティクン
音楽 : 富森星元
キャスト
三浦貴大
杉野希妃
徳永えり
ちすん
大西信満
太賀
宮本裕子
徳井義実

配給:和エンタテイメント、KATSU-do

2月11日(木) 新宿K's cinemaにて先行上映
2月13日(土)シネヌーヴォー(大阪)、京都みなみ会館(京都)、 元町映画館(神戸) ほか全国順次公開

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