今年の世界の映画祭、映画賞でもっとも話題になった作品としては、トルコ出身でフランス在住の女性監督デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンの監督デビュー作となる『MUSTANG』が上げられます。
ヨーロッパでは、カンヌ国際映画祭監督週間で上映され、ヨーロッパ・シネマ・ラベル賞を受賞後、欧州議会の映画賞ラックス賞をはじめ多くの賞を受賞。ついには、先日発表のアカデミー賞外国映画賞での最終ノミネートも決まりました。
日本でも、公開が待たれていましたが、邦題を『裸足の季節』として、初夏に東京・シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開されるが決定しました。
あらすじは、両親を事故で亡くしてしまい、祖母の家で叔父たちと暮らす5人姉妹の物語なんですが、自由がなく反抗していくものの、なんと、結婚は、決められた人としなければならない---そして---
音楽もニック・ケイヴのバンドで音づくりの中心人物のキーボーディスト、ウォーレン・エリスが担当していて話題です。
『裸足の季節』
監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン
音楽:ウォーレン・エリス
出演:
ギュネシ・シェンソイ
ドア・ドゥウシル
トゥーバ・スングルオウル
エリット・イシジャン
イライダ・アクドアン
ニハル・コルダシュ
アイベルク・ペキジャン
配給:ビターズ・エンド