アーサー・フォーゲルとは誰???

U2を世界⼀一のバンドに押し上げ、レディー・ガガを破産の危機から救い、ローリング・ストーンズ、ポリス、デヴィット・ボウイほか、世界のトップ・アーティスト達が絶大な信頼を寄せるエンタメ界のカリスマ・アーサーフォーゲルの実情を描いた音楽ドキュメンタリーの決定版、映画『アーサー・フォーゲル 〜~ショービズ界の帝王〜~』が2016年年3⽉月5⽇日(⼟土)から2週間限定で⽇日本公開することが決定致しました。

公開にさきだち、日本で初めてレディー・ガガのメッセージ付き予告編をWEB限定解禁致します。


破産宣告までして、プロモーターのアーサー・フォーゲルにすがるレディー・ガガ。
2009年年にペアを組んで以来、世界規模の⼤成功を収めた⼆⼈の栄光と軌跡。
そして彼がショービズ界の帝王と呼ばれる由縁とは?
トップ スターを創造し続ける男、アーサー・フォーゲルの真実が明らかになる!

<アーサー・フォーゲルとは?>

グローバル・ツアーと世界への⾳音楽発信を⼿手がけるライブ・ネイション(Live Nation)会長を務め、⾳楽ビジネス に大きく貢献した人物でもあり、いまでは業界で唯⼀利益をもたらすとされる⼤規模ツアーの仕掛け⼈。
数々の世界ツアーだけでなく、商品化を通して巨大な利益をアーティストにもたらした人物でもある。⾃自⾝身もバンドマン だったこともあり、ミュージシャンを”コマ”ではなくアーティストとして接してくれると、プロモーターとしてビ ジネスパートナーとしても名声を得ている。

画像: © Chapman Produc9ons 2013

© Chapman Produc9ons 2013

アーサー・フォーゲル インタビュー by Billboard


Billboard: 映画はどうでしたか?
フォーゲル:すごく奇妙な感じだったよ(笑)。ロサンゼルスで身内の試写会があったときに 初めて観たんだけれど、まったく不思議な気分だった。

Billboard: 映画をみて何か考えさせられたことは?
フォーゲル:まず自分の人生が進化しているというのが信じ難いね。はっきりどう進化したの かは自分ではわからないんだけど、ただただラッキーだったこと、それに偉大なミュージシャ ンや友人達が信頼とサポートを寄せてくれたことにすごく恩を感じている。

Billboard: かつては社会福祉に興味があったと聞きました。映画の中でも「とにかく何かを必 要としている人間と付き合うのが運命だった」と語っていますね。
フォーゲル:成功するには、まず自分で強く望むことが大事で、運にも大きく左右される。さ らに同志として迎え入れてくれて、知識を分かち合ってくれる先輩達との出逢いも必要だ。僕 はその点において本当に運がよかったから、ビジネスセンスを養うこうとができた。ミュージ ックビジネスにおいて、たくさんのカナ人が業績を残しているし、自分自身もその中の1人として活躍できるのは光栄だと思う。

Billboard: 非常にプライベートを守る人だと聞いていますが?
フォーゲル: そうかもしれない。自分がこのビジネスをはじめた時には、業界を代表する大 物プロモーターがたくさんいた。まさにセレブと呼んでいい人種だったけれど、自分はそうい う人間ではないし、舞台裏の人間として、表立って注目を集めるのは相応しくないと思っている。
常にアーティストが中心的人物であるべきなんだ。彼らを助けることができるのは楽しい けれど、あくまで彼らのショーであるべきだと思っている。

Billboard: ではなぜこの映画が作られることを承諾したのですか?
フォーゲル:監督のロンとは長い間知り合いだった。信頼もしているから特に心配はなかった。 ただドキュメンタリーというアイディアにはずっと否定的だった。
決定的になったのはロンが 僕の妻を説得したからだった(笑)。子供達に父親が何をしているかを残すのには絶好の機会 だといって、僕が妻に説得されたんだ。いつものように妻の思った通りになったね。

Billboard: どこまでプライベートに立ち入るかという点は?
フォーゲル: ロンはあくまでビジネスが如何に変化していったのかを中心に、僕自身のキャ リアを描くということがやりたかった。監督が描きたかったのは、僕のプライベートな部分で はなかったし、もしそうだとしたら、自分でも承諾しなかったと思う。なので結果として音楽 ビジネスのストーリーが中心になっているので、とても満足している。

Billboard: 作品の全体的な印象は?
フォーゲル:音楽ビジネスに関係ない観客の反応の方が、ビジネスに関連のある観客よりは、 楽しんでもらえたようだった。ビジネスを知っている観客は、面白くなかったのではなくて、 ただ見方が違うんだと思う。

Billboard: 作品の冒頭で、ボノがあなたの仕事や精神面を非常に評価する場面があります。
フォーゲル:自分ではいい精神バランスを保っていると思う。もちろんそう思わない人間だっ ているだろう。若い頃、まだドラマーをやっていた頃から、音楽業界で働きたいと思っていた し、当時はいつかミュージシャンとして成功したいと思っていた。ただ歳をとって自分に才能 がないとわかったので、どうにかして音楽業界で生き残れる方法を考えなければならなかった。
結果としては大好きな仕事をして生き残る方法を見つけることができた。どのようにしたら素 晴らしいコンサートが生まれるのかを学びながら、自分の知識や方法論を身につけていった。 それにいつもアーティスト達と一緒にいるのが好きだったし、彼らもそれを感じてくれたんだ と思う。だからこそ僕を受け入れてくれた。

Billboard: ドラムを演奏しているラストシーンについて聞かせて下さい。
フォーゲル:昔はあんなスジアムでプレイするのが夢だった。でも今ではそう思っていない けれど。実はドラムも今ではほとんど演奏さえしない。あの場面の撮影の為に、わざわざ練習 したんだ。あれ以来、ドラムは触っていないよ。

Billboard: 今後、音楽業界にはどのような変化があると予想しますか?
フォーゲル:2010 年は音楽業界にとって打撃的な年だった。経済がよくなかったことが反映 して、ケットセールスも芳しくなかった。この2、3年は登り坂になってきた。個人的には 非常に楽観的に考えている。その理由は、すごく新しくてエキサイティングな才能が、ポップ、 カントリー、ロックを問わず現れていて、注目を多く集めていることだね。新しい才能の波が くれば、ビジネス的にも最高の年を迎えることができると考えている。

「アーサー・フォーゲル ~ショービズ界の帝王~」予告編

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アーサー・フォーゲル  インタビュー by Forbes

この数十年の間、音楽業界は大きな変化を強いられてきた。
レコードセールスの急激な下降に より、ミュージシャンの収入源の多くは、大規模なツアーに頼るようになった。ドキュメンタリー作品『アーサー・フォーゲル 〜ショービズ界の帝王〜』は、ボノ、スティング、レ ディー・ガガなどの著名なアーティストから信頼を寄せられているプロモーターであるアーサ ー・フォーゲルを通して、数十億ドル規模の音楽ツアー業界を描く作品である。


フォーブス:この業界に長くいて、最も驚いた変化はなんでしょうか?
フォーゲル:自分がレコード会社と仕事し始めた頃は、ビジネスの中心はレコードセールスだ った。当時はコンサートがビジネスの中核になるなんて思いもしなかった。これには本当に驚 かされたよ。その大きな変化が作品でも描かれている。

フォーブス:コンサートのチケットの値段が高いという批判も多いようですが?

フォーゲル:自分が仕事している多くのアーティストは、コンサート自体をショーとして考え ている。コンサートは、ただステージにあがって音楽を演奏するものではない。
若手のバンド はそう考えている連中が多いのは確かだね。それはそれでいいと思う。でもファンの多くは、 コンサートを観に行くということは、ショーを体験すると捉えている。
コンサートにいった後、 観客が興奮してその経験を語るのは、ただ単に好きな曲が聞けたからという訳じゃない。
ショ ーに対しての期待感があって、コンサートを体験して、それで満足したということなんだ。
チケットの値段というのは、その体験とまさに比例しているといってもいい。利益のために値段 が高めに設定されている訳ではないんだ。
コンサートの重要性を熟知したアーティストが、最 高のショーを思い描いて、それを実現させていく過程で、大規模なものになっていくのは当然。 トラックや飛行機での移動が不可欠になり、ツアーに何百人も同行しなければならない。その 結果、チケットの値段があがっていく。それは仕方がないことなんだ。
観客が求めているものはいつも体験で、好きな曲を聞くためだけにコンサートに行くのではない。

フォーブス:ツアープロモーターの普通の1日とは?


フォーゲル:この仕事で素晴らしいのは毎日の日課が違うことだね。色んなアーティストや 様々なツアーを組むことで、日々色んなチャレンジと向き合わなければならない。
その為には 常に真剣に取り組んでいなければいけない。それがこの仕事で最もエキサイティングな部分だ ろうね。

映画「アーサー・フォーゲル ~ショービズ界の帝王~」は2016年3月5日(土)~18日(金)新宿シネマカリテほか、2週間限定モーニング&レイトショー。

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