沖縄芝居やテレビ、映画で幅広く活躍し、「おばあ」として親しまれた女優の平良とみ(たいら・とみ、本名トミ子)さんが6日午前4時27分、敗血症による呼吸器不全のため那覇市の病院で死去した。87歳。那覇市出身。

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幼い頃は石垣島で過ごし、劇団に入団。子役で舞台に立った。戦後も沖縄の方言を使った沖縄芝居を続け、20代後半から老け役を演じた。親しみやすい人柄で、舞台から現代劇、CMなど幅広い分野で活躍した。
 映画「ナビィの恋」(1999年)で沖縄の民謡歌手、登川誠仁さんと共演、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」(2001年)ではヒロインの祖母役を演じ、一躍有名になった。
14年には旭日双光章を受章した。ほかに映画「マリリンに逢(あ)いたい」「ウンタマギルー」などに出演。(時事通信)

NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」のおばぁ役で人気を集め、6日に87歳で死去した俳優平良とみ(本名トミ子)さんの葬儀・告別式が8日、那覇市で営まれた。芸能関係者ら約900人が参列し「沖縄だけでなく日本全国のおばぁとして、唯一無二の存在だった」と別れを惜しんだ。
 会場には満面に笑みを浮かべた遺影が飾られ、平良さんのゆっくりとしたテンポの優しい語りが流れた。夫で俳優の進さんは「夫婦二人三脚で芝居一筋に歩んできた幸せな人生でした」とあいさつ。「つらく寂しい思いですが、とみの芝居への思いを無駄にせず、微力ながら頑張っていきます」と涙ぐんだ。
(共同通信)

2012-0010

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