ニューヨークのクイーンズにある「アメリカ映像博物館」(36-01 35th Ave.)で、初めてとなる現代美術を取り込んだ展示「Walkers: Hollywood Afterlives in Art and Artifact」 展が開催されている。

ハリウッド=映画という象徴とともに”映画をイメージした現代アートの展覧会だ。
 映画にインスピレーションを得た第一線で活躍中のアーティスト46人による絵画・写真・ドローイング・彫刻など100点を越える作品を、オリジナルの映画資料と共に紹介する同展。
日本からも現代美術家として知られる世界に活躍する杉本博司、森村泰昌が参加している。

画像: Image above: © Yasumasa Morimura, Self-Portrait (Actress) / After Catherine Deneuve 1,1996 / Courtesy of the artist and Luhring Augustine, New York. http://museemagazine.com/art-2/features/walkers-hollywood-afterlives-in-art-and-artifact/

Image above: © Yasumasa Morimura, Self-Portrait (Actress) / After Catherine Deneuve 1,1996 / Courtesy of the artist and Luhring Augustine, New York.

http://museemagazine.com/art-2/features/walkers-hollywood-afterlives-in-art-and-artifact/

ハリウッド映画の中には、1シーンでインパクトのある、見覚えがあるような、強烈な浸透力を持ったものが多く、現代アートの世界にも影響を与えてきた。
その映画のイメージは、リメイクおよびリミックスされて、再構築しアート作品として取り込まれていく。
 同展では、アートに取り込まれ続ける様をアメリカの人気ドラマの一つ「ウオーキング・デッド」のゾンビにたとえて、「Walkers(ウオーカーズ)」と名付けている。
 
 展覧会は 2016年4月10日まで。

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