ヴェネツィア国際映画祭オープニング作品、世界の映画祭が熱狂!!!

どうすれば、憎しみの連鎖を止められるか、平和への一歩になりうるかを、鮮烈に伝える。
巨匠モフセン・マフマルバフの新たな傑作!
そして、私たちはこの映画で、最高の希望――
すべての子供たちへの願いが凝縮した魂を揺さぶる衝撃のラスト――を受け取ることができる。

画像: https://www.facebook.com/独裁者と小さな孫-937679806291030/timeline

https://www.facebook.com/独裁者と小さな孫-937679806291030/timeline

巨匠モフセン・マフマルバフ監督がまた一つ傑作を生んだ。
祖国イランを離れヨーロッパで亡命生活を続けている監督が最新作『独裁者と小さな孫』に込めたのは、平和への想い。
クーデターにより権力を奪われた独裁者と孫の逃避行を通して、自らの圧政により貧困と暴力に苦しんでいる人々の現状を浮き彫りに、独裁政権への批判をしながらも、本意でなくとも同じように暴力行為によって引き起こされる新たな悲劇についても訴えかけている。

暴力と憎しみの連鎖を目の当たりにし、自らの犯してきた罪の深さを思い知り人間性を取り戻していく独裁者を描き切る。
本作は、アカデミー賞受賞作『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と並び、ヴェネツィア国際映画祭オープニング作品(オリゾンティ部門)に選出された話題作。シカゴ国際映画祭最優秀作品賞受賞、東京フィルメックス観客賞受賞、ベイルート国際映画祭観客賞受賞など世界中の映画祭でセンセーションを巻き起こした。

映画『独裁者と小さな孫』予告篇

youtu.be

ストーリー

独裁政権が支配する国。
大統領とその家族は、圧政によって国民から搾取した税金で贅沢な暮しをしていた。 彼は多くの罪なき国民を政権維持のために処刑してきた冷酷で無慈悲な男だった。
ある晩、クーデターが勃発し、大統領を除いた妻や娘たちはいち早く国外へ避難する。 だが、大好きな幼なじみのマリアやオモチャと離れたくない幼い孫は大統領と残ることになる。
やがて街では民衆が暴徒化し、大統領への報復を呼び掛ける怒声と銃声が至るところで轟き、 兵士たちは反旗を翻し、独裁政権は完全に崩壊する――。
今や全国民から追われる賞金首となってしまった大統領は、 小さな孫を抱え逃亡を余儀なくされる。 二人は安全な地へ逃れるべく船の待つ海を目指す。
貧しい床屋からボロボロの服を奪い、羊飼いを装ったり、 可哀そうな炭鉱婦の子供からギターを奪い、旅芸人のように振る舞い、 憐れな死体から赤いスカーフを奪い、孫を女の子に見せかけ、 変装で素性を隠しながら、大統領と孫は海を目指す。

画像: ストーリー

出演:ミシャ・ゴミアシュヴィリ、ダチ・オルウェラシュヴィリ
監督:モフセン・マフマルバフ
脚本:モフセン・マフマルバフ、マルズィエ・メシュキ­ニ
2014年/グルジア=フランス=イギリス=ドイツ/グルジア語/カラー/ビスタ/デ­ジタル/105分
配給:シンカ 後援:ジョージア大使館 

『独裁者と小さな孫』12/12(土)
新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ有楽町 ロードショー

This article is a sponsored article by
''.