Netflixは、ボン・ジュノ監督とっては、『グエムル 漢江の怪物』以来のモンスター映画となる新作怪獣映画に5000万ドルを投資することが明らかになったと海外メディアが報道した。
韓国では、Netflixが2016年にスタートする予定で、そういう背景からもいいタッグが組めそうだと判断した模様。また、この投資の背景には前作『スノー・ピアサー』は、4200万ドルによって作られて、韓国で5360万ドル、世界興収8600万ドルを記録したと報告されていることからも、世界でも通用する監督としても評価された。
そして、この共同制作者としては、ブラッド・ピットのPlanBも参加する。
ポン・ジュノ監督はこれに答え
「それは映画製作者として本当に私のためのすばらしい機会である」
「Okja』を作る上で完全に創造的に自由に製作するためには、前作『スノーピアサー』より大きい予算が必要であった。」と発言。
出演者は、確定しているティルダ・スウィントンの他、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノ、ケリー・マクドナルド、そしてビル・ナイが出演することになりそうだと別の海外メディアでも報じられている。
そして、重要な役柄となる女優のオーディションは、現在進行中だという。
2017年完成予定で、2016年に韓国とニューヨークで撮影が始まる予定。
それにしても、中国と動画配信会社の映画への投資は過熱しています。
でも、両者に共通しているのは新しい市場を持っているということ。前者は拡大しつづける、自国の映画館需要。後者は配信事業を、拡大する上での販促と重なるコンテンツ需要。
その、潤沢な資金を利用して世界の著名映画製作者が、参加してきており、今後の動きがますます目が離せません。
監督作『グエムル 漢江の怪物』予告