戦後70年、ポーランド映画の軌跡をたどる「ポーランド映画祭2015」が、開催されます。
ますます、世界で注目を浴びるポーランド映画。
今回は、巨匠アンジェイ・ワイダ監督の戦争三部作に加え、幻の作品と言われている『サムソン』の日本発上映。昨年、ポーランド映画初のでアカデミー外国映画賞をもたらした『イーダ』から、新しいポーランドの作品まで、幅広くご紹介。3つのプログラムを組みました。
ワイダ、イエジー・スコリモフスキらポーランドのウッチ国立映画大学出身の監督を集めた
「ポーランド映画の都ウッチ」
2014~2015年に発表されたポーランドの新作映画の特集
「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」
名匠アンジェイ・ワイダが、戦争を題材にした4本を上映する
「戦後70年/ワイダと戦争」
今年は、『11 Minutes』(原題)のイエジー・スコリモフスキ監督の来日も決定しました。

2015年はポーランド映画界にとって記念すべき年となりました。パヴェウ・パヴリコフスキ監督の『イーダ』(ポーランド映画祭2013でジャパン・プレミア上映)がアメリカのアカデミー 賞®外国語映画賞を受賞、ポーランド映画史上初の快挙を成し遂げたのです。
この事実はワイダ、スコリモフスキ、ポランスキーといった50年代から活躍している巨匠たちだけではなく、若い作家の台頭を世界に知らしめた出来事と言えるでしょう。
 今年はポーランド広報文化センターの協力により、現在もなお優秀な映画人を世に送り出している名門ウッチ映画大学出身者の作品群や、自国の文化を海外へ積極的に紹介しているCulture.pl の企画による最新のポーランド映画を多数ご紹介いたします。
 さらに戦後70年という節目にあわせて、ポーランドの歴史上忘れてはならない“ワルシャワ蜂起”関連作や、ワイダ監督による“戦争3部作”のデジタル・リマスター版を日本で初めて3作品そろって劇場上映するなど、例年にもまして画期的なプログラムをご用意しました。
 9月に開催されたヴェネチア国際映画祭ではイエジー・スコリモフスキ監督の最新作『11 Minutes』(原題)が正式出品作に選ばれるなど、ポーランド映画の躍進がますます続いています(『11 Minutes』は来年にも日本上陸予定)。
 巨匠たちの傑作や若手監督たちの最新作など、いよいよ目が離せないポーランド映画祭2015。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

画像: 巨匠ワイダ監督作品から『イーダ』--そして、今のポーランド作品までの名作20本を上映!「ポーランド映画祭2015」開催!

ポーランド映画祭2015

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2015年11月14日(金)ー11月20日(金)
一週間限定開催!
場所:角川シネマ新宿

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