フランス映画の新しき才能セバスチャン・ベベデール監督の織りなす スタンダードサイズの画面から登場人物たちが観客に語りかけるモノローグ。そして、8ミリビデオから16ミリフィルムまでさまざまなメディアが混淆する独特の映像リズムに魅了される。
"ゴダールにオマージュをささげた、青春映画。 これが、今のパリだ!" New York Times

画像: パリの新カルチャーゾーン ”メニルモンタン”でのパリジャンの恋と人生を描く『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』公開!

親愛なる“ぱっとしない”大人たちの恋の季節。
70年代生まれ、美大出身、そしてまもなく冴えない青春時代を終えようとしているアル­マンのストーリーは、世界中のどんな街で暮らす若者にとっても、とても親密な物語だ。

『女っ気なし』、『やさしい人』と主演作が公開され、日本でも大注目のヴァンサン・マケーニュ。1975年生まれ、ボルドーの美大卒である監督自身の姿を重ね合わせた等身大の青年・アルマンを好演し、昨年のフランス映画祭で上映されるやいなや、彼の新たなキャラクターに魅了される人が続出。
スタンダードサイズの画面に、登場人物たちが真正面を向き、観客に語りかけるように独白するスタイルが印象的だ。それによって観客は、まるでスクリーンの向こうの親友の話を聞くかのように、彼らを親密に感じ、ほうっておけなくなってしまうのだ。
さらに劇中で、ムンクの絵画や、アラン・タネールの『サラマンドル』、ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』からジャド・アパトーまで、さまざまな映画、美術、音楽が引用されているのにも心がくすぐられる。

ストーリー
パリのはずれ、メニルモンタン。美術大学卒のアルマンは定職にもつけず、親友のバンジャマンと冴えない毎日を過ごしていた。仕事を見つける、運動を始める、それからタバコをやめる、そんなことを決意した33歳の誕生日。なんとかこなすジョギングの最中に偶然出会ったアメリに一目で恋をしてしまう。そしてある事件をきっかけにふたりは急接近していくのだが…

『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』劇場予告編

youtu.be

監督・脚本: セバスチャン・ベベデール
出演: ヴァンサン・マケーニュ モード・ウィラー バスティアン・ブイヨン オドレイ・バスティアン
ポーリーヌ・エチエンヌ トマ・ブランシャール オリヴィエ・シャントロー 武田絵利子
2013|90min|フランス|DCP|スタンダード|5.1ch|原題:2 AUTOMNES 3 HIVERS|
(C)ENVIE DE TEMPETE PRODUCTIONS2013
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 
配給・宣伝:東風+gnome

12月5日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか、全国順次公開

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