今、中国では東野圭吾の小説が、大ブームだという。いままで、ミステリーの小説が根付いていなかった中国で、急激にひろがっているという。
そして、ここへきて中華圏で東野作品の映画化が、続々発表されている。

中国で東野圭吾さんのブームが起きています。中でも『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(中国語『解憂雑貨店』)は、中国の書籍の専門サイト「開巻(Open Book)」で、2015年に入ってからつねにトップ5位に入っています。なぜ、東野作品? なぜ『ナミヤ雑貨店の奇蹟』? 背景には、現在の経済発展に日本の高度経済成長を重ね合わせる、中国人の心情があるようです。

まずは5月に、中国人映画監督ジャ・ジャンクーが映画会社設立の記者会見で中国初となる東野圭吾の小説を改編した映画作品を制作すると発表。

10月29日

映画会社大手の香港英皇電影公司と映画館チェーン中国最大手の万達電影が発表した。中国でも翻訳本が出版されて人気の「ナミヤ雑貨店の奇跡」(中国語タイトル:解憂雑貨店)について、映画およびドラマ化する権利を獲得したとしている。映画版は来年クランクインし、2017年に公開予定。キャストは近日中に発表される。

画像: アレックス・スー http://www.insightchina.jp/newscns/2011/11/08/46813/

アレックス・スー

http://www.insightchina.jp/newscns/2011/11/08/46813/

そして、台湾でも---作品はあきらかになっていないが---

台湾の俳優で映画「ひだりみみ」(中国語タイトル:左耳)で監督デビューを果たしたアレック・スー(蘇有朋)も、2作目として東野圭吾氏の作品を選んだことを明らかにしている。

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