フランスの文豪エミール・ゾラの名作「テレーズ・ラカン」原案。
山田真歩主演。越川道夫初監督作品。『アレノ』

これまで何度も映画化されたフランスの文豪エミール・ゾラの名作『テレーズ・カラン』。メロドラマの原点とも言うべき小説をもとに、舞台を現代日本に置き換え、新たな映画が誕生した。
主演は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の宇田川先生役が記憶に新しい山田真歩。
その愛人を、数々の監督に愛される個性派、渋川清彦、夫を蜷川幸雄演出『ハムレット』(2012)のハムレット役に抜擢された川口覚が演じる。
監督は、これまでプロデューサーとして『かぞくのくに』『夏の終り』『楽隊のうさぎ』を作り出してきた越川道夫。

画像1: https://www.facebook.com/areno.movie

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夫と、妻とその愛人。
不倫関係にある”妻”とその愛人。2人は夫の遺体が見つかるまでラブホテルでセックスをしながら待つことにした。それは三面記事にもならないようなとるにたらない事件だったー。
16㎜でフィルムで描き出す、女と男たちのすれ違う思い。ざらついた官能―。
愛されたことのないものは、それが「愛」だと気づくだろうか?
夫を殺さなければならない。妻とその愛人は、そう思った。幼なじみだった3人が再会し、妻と愛人が夫の存在を邪魔だと思うまでに、そんなに時間はかからなかったのだ。病弱な夫を湖に突き落として殺そうとしたその時、三人はボートもろとも転覆してしまう。やっとのことで岸にたどり着くふたり。しかし、夫の死体は一向に上がってこない。ふたりは湖畔のラブホテルで、夫の死体が上がるのを待つのだが…。

映画『アレノ』 特報

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監督 越川道夫
出演 山田真歩/渋川清彦/川口覚/内田淳子/遊屋慎太郎/諏訪太朗
作品データ 2015/79分/ヴィスタ/スーパー16mm→HD/DCP5.1ch
配給 スローラーナー

11月下旬、K's Cinema他にて全国順次公開。

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