第28回東京国際映画祭パノラマ部門作品されている阪本順治監督『ジョーのあした-辰吉丈一郎との20年-』の舞台あいさつに元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎が登壇した、現役続行に向けた熱い意志を見せた。

阪本監督はドキュメンタリー映画『BOXER JOE』(1995年)からこの、伝説的なボクサーを追いかけて20年。

「こんにちは、どうも」とあいさつした辰吉は、「俳優でも何でもないので。ボクサーなんでちょっとドキマギしています」と戸惑いを見せつつも、「よくこれだけ撮ったなという感じがしますね」と20年にわたる本作に感心した様子だった。

そのときのことを振り返り、「本作は、彼が引退したら発表しようと思っていました。失礼な話ですが、4、5年後に作品として仕上げようと。しかしその後も彼が引退することがなかったので、ずっと撮り続けることになり。今回は20年という節目になったので、まとめてみようと思ったわけです」とその経緯を語った阪本監督。「辰吉君からは『ジョーのあさって』はいつやるんだと言われています」と笑いながら付け加えた。

画像: http://www.cinematoday.jp/page/N0077386

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