小沼勝の特集上映『小沼勝 わが映画人生』が、10月31日から東京・シネマヴェーラ渋谷で開催される。
1937年小樽市生まれ。日本大学芸術学部卒業と同時に日活入社。日活ロマンポルノがスタートした71年に『花芯の誘い』で監督デビュー後、88年までに47作品を監督。日活ロマンポルノの創生から終焉までを駆け抜けた“ザ・キング・オブ・ロマンポルノ”。
作品への執念はすさまじく、その過酷な撮影現場はスタッフやキャストらを恐れさせたという。
耽美的な映像と谷ナオミ主演のSM作品でカルト的人気を博す小沼だが、その視線はあくまでも女性主体。女の強さを見せつけるラストに女性も痺れること必至!
幻想的かつ鮮烈なショット、風船やピンポン玉など時々に挿入されるシュールなイメージ、絶妙なタイミングで流れる歌謡曲、思わず笑ってしまう脱力ギャグ…。小沼勝の観念的かつ独特の美意識に溢れた傑作の数々に魅せられる三週間!

画像: 『濡れた壷』

『濡れた壷』

上映作品は、谷ナオミが主演の映画『生贄夫人』、夢野久作の小説から『夢野久作の少女地獄』などのロマンポルノ作品を中心に、『リング』などで著名な中田秀夫監督が小沼を捉えたドキュメンタリー映画『サディスティック&マゾヒスティック』、小沼が初めて手掛けた一般映画で、長い間上映できなかった幻の名作少女映画『NAGISA なぎさ』(2000年ベルリン国際映画祭キンダーフィルム部門グランプリ受賞)など計18本の特集上映となる。また本特集では、傑作の呼び声も高いドラマ作品もあわせて上映。


画像: ロマンポルノの歴史ともいえる小沼勝監督の特集上映、渋谷で開催!

画像: http://www.asia-team.net/foros/showthread.php?t=79458%22

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画像: 『NAGISA なぎさ』

『NAGISA なぎさ』

『小沼勝 わが映画人生』
2015年10月31日(土)~11月20日(金)
会場:東京都 シネマヴェーラ渋谷
上映作品:
『花芯の誘い』(監督:小沼勝)
『ラブハンター 熱い肌』(監督:小沼勝)
『妻三人 狂乱の夜』(監督:小沼勝)
『昼下りの情事 古都曼陀羅』(監督:小沼勝)
『生贄夫人』(監督:小沼勝)
『濡れた壷』(監督:小沼勝)
『花芯の刺青 熟れた壷』(監督:小沼勝)
『OL官能日記 あァ!私の中で』(監督:小沼勝)
『夢野久作の少女地獄』(監督:小沼勝)
『団鬼六原作「黒い鬼火」より 貴婦人縛り壷』(監督:小沼勝)
『山の手夫人 性愛の日々』(監督:小沼勝)
『妻たちの性体験 夫の眼の前で、今…』(監督:小沼勝)
『縄と乳房』(監督:小沼勝)
『NAGISA なぎさ』(監督:小沼勝)
『サディスティック&マゾヒスティック』(監督:中田秀夫)
『偽りの花嫁 わたしの父を奪わないで!』(演出:小沼勝)
『ガラスの家の暴力少女 ためされた愛、母は娘の14年の恨みに勝った?』(監督:小沼勝)

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