日本人初の快挙!第68回ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞受賞!!
脚本スペシャル・メンション授与、総尺5時間17分の大作がついに公開。


4人の女性たちが直面するそれぞれの人生の岐路
 30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の4人は、なんでも話せる親友同士だと­思っていた。純が1年にわたる離婚協議を隠していたと知るまでは……。
中学生の息子が­いる桜子は、多忙な夫を支えながら家庭を守る平凡な暮らしにどこか寂しさを感じていた­。編集者である夫をもつ芙美もまた、真に向き合うことのできないうわべだけ良好な夫婦­関係に言い知れぬ不安を覚えていた。あかりはバツイチ独身の看護師。できの悪い後輩に­手を焼きながら多忙な日々を過ごし、病院で知り合った男性からアプローチを受けるも今­は恋愛をする気になれずにいる。
 純の現状を思わぬかたちで知った彼女たちの動揺は、いつしか自身の人生をも大きく動か­すきっかけとなっていく。つかの間の慰めに4人は有馬温泉へ旅行に出かけ楽しい時を過­ごすが、純の秘めた決意を3人は知る由もなかった。やがてくる長い夜に彼女たちは問い­かける。
 —私は本当になりたかった私なの?

画像: 日本人初の快挙!第68回ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞受賞!! 脚本スペシャル・メンション授与、総尺5時間17分の大作がついに公開。

濱口竜介監督略歴
1978年神奈川県生まれ。
東京大学文学部卒業後、商業映画番組制作の現場 で助監督として活動。2006年~08年、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域の修了制作として制作した長編 映画「PASSION」(08)が2008年度のサン・セバスチャン国際映画祭と東京フィルメックスのコンペ部門に入選。チェコのカルロヴィヴァリ国際映画祭にも正式招待され、高い評価を得る。
他に「THE DEPTHS」、「親密さ」など。酒井耕監督との共同制作「なみのおと」は、12年の第65回ロカルノ国際映画祭「コンペ外部門」にノミネートされた。15年の第68回ロカルノ国際映画祭「国際コンペ部門」にノミネートされた「ハッピーアワー」では、主役の4人の女優が「国際最優秀女優賞」を獲得。脚本には「特別評価」が贈られた。

監督 濱口竜介
『なみのおと』『不気味なものの肌に触れる』

出演 
田中幸恵 菊池葉月 三原麻衣子 川村りら
申芳夫 三浦博之 謝花喜天 柴田修兵 出村弘美 坂庄基 久貝亜美 田辺泰信 渋谷采郁 福永祥子 伊藤勇一郎 殿井歩 椎橋怜奈
製作総指揮:原田将、徳山勝巳 
プロデューサー:高田聡、岡本英之、野原位 
脚本:はたのこうぼう(濱口竜介、野原位、高橋知由) 
撮影:北川喜雄 
録音:松野泉 
照明:秋山恵二郎
助監督:斗内秀和、高野徹 
音楽:阿部海太郎 
製作・配給:神戸ワークショップシネマプロジェクト(NEOPA,fictive) 
宣伝:佐々木瑠郁 
2015 / 日本 / カラー/ 317分 / 16:9 / HD
http://hh.fictive.jp/
©2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト

映画『ハッピーアワー』予告編

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12月シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開!

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