沖縄の若者の純粋な思いを世界へ---。
青く輝く海だって、壮大に広がる基地だって、
僕らにとっては「いつもの沖縄」。
基地は問題なのか。なにが「正義」なのか。「平和」とは、「犠牲」の上でしか成り立たないのか――。

画像1: 沖縄の若者の純粋な思いを世界へ---。 青く輝く海だって、壮大に広がる基地だって、 僕らにとっては「いつもの沖縄」。 基地は問題なのか。なにが「正義」なのか。「平和」とは、「犠牲」の上でしか成り立たないのか――。

本作の監督を務めたのは、日本最年少映画監督として「やぎの冒険」を当時13歳で発表した仲村颯悟。
彼の長編2作目となるのが、本作『人魚に会える日。』です。 仲村監督は大学進学のため約2年前に上京して、初めて沖縄の外の世界を見ました。沖縄県民全員が平和を願う「慰霊の日」(1945年6月23日に沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなんで、琉球政府及び沖縄県が定めた記念日)に、関東ではごく普通の平日だったことを目の当たりにして、肌で感じた明らかな違和感。

―幼い頃から「平和」について考え、自然と共に生まれ育った僕たち。―


「楽園」と呼ばれる地元・沖縄はいま、基地反対派と賛成派が争う日々。
みんなが「平和」に暮らせ、“そこにあるもの”を守っていきたいだけ。
その為に一体僕たちは何ができるのだろう?


「そんな僕らの感じている思い・葛藤を、どうにか伝えたい」 そんな監督と同じ思いを感じていた
沖縄出身の学生らが集まり、本作は制作されました。


人魚伝説のモデルとなった生き物・ジュゴンをテーマに、戦後70年を迎える沖縄の“今”を若者の視点で
切り取り、様々な問題の渦中で揺れ動く高校生の心情を吐き出した内容の本作は、公開前から多くの声が届いている。

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<映画のあらすじ>
沖縄県北部の(架空の地名)辺野座には古くからジュゴンがいるとされている。
ジュゴンを追い求めるうち、ある事実に気付いた結介は不登校になってしまう。
そんな結介を心配する同級生のユメ、裕人、そして担任教師の良太は彼の家へと向かう。
時を同じく良太のもとに後輩でフリーカメラマンの剛志、編集者の健一が。
ひょんなことから彼らと共に良太は辺野座でジュゴンを探すこととなる。
しかしその頃、辺野座ではある「儀式」が執り行われようとしていた。
辺野座に集まった彼らも、次第にその「儀式」に巻き込まれていく…。

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仲村颯悟(なかむらりゅうご)
Ryugo Nakamura

1996年沖縄県生まれ。⼩学⽣の頃から映像制作を行う。長編デビュー作は
13歳の時に監督した『やぎの冒険』(2010年)。
現在、慶應義塾⼤学に在学中。本作『⼈魚に会える日。』は、すでに14歳の頃に書き上げていたオリジナル脚本を元に、5年ぶりの⻑編2作目となる。

映画『人魚に会える日。』は2016年2月21日より沖縄県・桜坂劇場ほか、
全国順次公開

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