映画『バクマン。』

「DEATH NOTE」の原作コンビ、大場つぐみと小畑健によるテレビアニメ化もされた大ヒット漫画を『モテキ』などの大根仁監督が実写映画化した青春ドラマ。

画像: 映画『バクマン。』

性格の違う高校生2人がタッグを組んで漫画家への道を歩んでいく様を、大根監督ならではの巧みな映像表現を駆使して描く。
週刊少年ジャンプでの連載を目指して日々奮闘する漫画家コンビには、佐藤健と神木隆之介。他に染谷将太、小松菜奈、山田孝之、リリー・フランキー、宮藤官九郎、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時ら個性派キャストが集結した。

実在の漫画作品や出版社が実名で登場する他、劇中使用される漫画の原稿を小畑自身が描いている。 主題歌含め音楽はすべてサカナクションが担当した。

“友情!!”“努力!!”“勝利!!”がたっぷり詰まってて良いね〜。高木秋人が神木隆之介で良いの? とか、恋愛部分バッサリかよ!? とか、登場人物的にも展開的にも端折り過ぎじゃない? とか原作ファンがどう思うかは別としてね、あと佐藤健が高校生って無理ない? とか、小松菜奈の声で声優なんてあり? とか、そもそも漫画モノって画的に地味じゃないの? とか色々文句もあるのかもしれないよ、でもね、映画として完成度は高いんじゃないかしら?
まず、オープニングで「ジャンプとは」「漫画家とは」を丁寧に、オシャレに説明するくだりとか、漫画と人物のセリフがシンクロする演出とか、漫画執筆のシーンでペン入れの音がリズムをきざんでそこに音楽がかぶさってくる演出とか、漫画バトルのシーンをCGアクションやプロジェクションマッピングなど様々な趣向を凝らして面白くグラフィカルに描いて、画的に地味さを感じさせない演出とか素晴らしいよね。

実写映画だからこそって感じが随所にね。あとコミックス背表紙がエンドロールになってるエンディングには漫画愛が溢れてて、シャレも効いててカッコイイ。
サカナクションの音楽もすごく良かった。バンドで映画音楽ってのも良いんだね〜。彼女との結末が見えず、ちとモヤモヤ…。でもそんなところに評判良かったら続編作ろうかな? という製作者サイドのスケベ心も見え隠れてしてるのかな〜なんて思ったりして(笑)。
劇場の大画面で観るべき作品。

シネフィル編集部 あまぴぃ

「バクマン。」予告

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