先日、映画芸術の休刊の報道があったばかりだが、老舗の映画雑誌「SCREEN」を発刊していた出版社・近代映画社が10月2日、東京地裁に破産を申請し、同日に破産手続き開始が決定した。
負債総額は約9億5000万円。
今後、「SCREEN」「SCREEN+」「BIG ONE GIRLS」の3誌の編集・発行事業は、他企業に譲渡されて発刊が継続されるとの事ではある。

画像: http://www.crank-in.net/movie/news/39230

http://www.crank-in.net/movie/news/39230

近代映画社は昭和20年に創業、同年12月に月刊「近代映画」(後のKindai)、21年5月に「スクリーン」(SCREEN)を創刊した。ベネチア国際映画祭では出版部門の最高賞である “サンマルコ獅子賞” を受賞するなど、映画関係の出版業界で知名度を獲得していた。
 しかし、近年の娯楽の多様化、ネット普及による出版不況に陥り、さらに東日本大震災発生後の自粛ムードのあおりを受け、広告募入の減少やイベントの相次ぐ中止などから業績が悪化。

This article is a sponsored article by
''.