画像: クロード・モネ《印象、日の出》(1872年) 東京展展示期間:10月18日まで Musée Marmottan Monet, Paris © Christian Baraja

クロード・モネ《印象、日の出》(1872年) 東京展展示期間:10月18日まで Musée Marmottan Monet, Paris © Christian Baraja

2015年9月19日(土) より 12月13日(日)まで、東京都美術館 企画棟 企画展示室において、「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 『印象、日の出』から『睡蓮』まで」が開催されています。


マルモッタン・モネ美術館には、印象派を代表する画家クロード・モネ(1840-1926)の、86歳で亡くなるまで手元に残したコレクションが所蔵されています。本展は、息子ミシェルから同美術館に遺贈されたこのモネ・コレクションを中心に、約90点をご紹介するものです。子供たちの成長を記録した作品や、友人ルノワールによるモネ夫妻の肖像画、旅先の風景画、白内障を患いながらも描き続けた晩年の作品などを通して、モネの豊かな創作の世界に迫ります。


晩年のモネは、光の変化に伴って移り変わる水面を見つめつづけました。ジヴェルニーの庭を描きながらも、睡蓮や太鼓橋の形態は次第に抽象化されていき、色彩溢れる画面が生み出されていきます。ときに荒々しい筆触をみせる最晩年の充実した作品群は、モネの眼を通した水の庭を体感させてくれるでしょう。


さらに本展には、非常に早い時期から印象派の作品を評価したド・ベリオ医師のコレクションから、「印象派」の由来となった《印象、日の出》が期間限定で特別出展されます。なんと、東京では21年ぶりの公開。今でこそ、印象派のもっとも有名な作品のひとつですが、20世紀半ばまでは《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》、《テュイルリー公園》の方が高い評価を得ていました。

画像: クロード・モネ《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》(1877年) 東京展展示期間:10月20日~12月13日 Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》(1877年) 東京展展示期間:10月20日~12月13日 Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

みどころ

10 代後半で描いたカリカチュア(風刺画)や、30 代から40 代の風景画、モネの代名詞ともいえる「睡蓮」の連作、さらに晩年に白内障を患ってからも精力的に描き続けた「日本の橋」など、モネの画業を辿ることができる作品約90 点を一挙に展示します。

画像: クロード・モネ《劇作家フランソワ・ニコライ、通称クレリヴィル》(1858年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《劇作家フランソワ・ニコライ、通称クレリヴィル》(1858年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

画像: クロード・モネ ≪雪の効果、日没≫ 1875年  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ ≪雪の効果、日没≫ 1875年  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

睡蓮

有名な睡蓮の連作ですが、年を追うごとに大きく変化がみられます。
そして、この睡蓮のある池ですが、これはモネが自身の所有地に造った人工のものです。実はこの池こそが、モネの究極の作品なのかもしれません。

画像: クロード・モネ《睡蓮》(1903年) Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《睡蓮》(1903年) Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon 

画像: クロード・モネ《睡蓮》(1907)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《睡蓮》(1907)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

画像: クロード・モネ《睡蓮》(1917-19年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《睡蓮》(1917-19年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

最晩年の作品

1912年、72歳になったモネは右目に違和感を覚えます。白内障を患っていたのです。少しずつ目に映る色も描く色彩も変化していきます。失明を恐れて手術を拒否していたため症状は悪化し、1915年には、「赤が泥のような色に見える」と話しています。1922年になると、右目は光しか認識できない状態となり、左目も読み書きが難しい状態にまで悪化、ついに手術を決意します。


 本展では、モネが白内障を患い始めた1912年以降に描かれた作品も多く出展されます。
悪化する白内障のためか、モティーフは少しずつ輪郭を失い、色調は鮮やかで大胆なものへと大きく変化していきます。
しかし、その力強い筆遣いからは、色感を失う恐怖を抱えつつも、衰えることがなかった絵画制作への情熱が伝わってきます。また、色調は特殊なものといえますが、その表現(=感覚で捉えられた自然や人工物の有様)からは、その場の音や香りも伝わってくるようです。

画像: クロード・モネ《バラの小道、ジヴェルニー》(1920-22年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《バラの小道、ジヴェルニー》(1920-22年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

画像: クロード・モネ《日本の橋》(1918-1919年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《日本の橋》(1918-1919年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

画像: クロード・モネ《日本の橋》(1918-1924年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネ《日本の橋》(1918-1924年)  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

画像: 上記《日本の橋》の本展、展示風景  迫力あります。pfoto©cinefil

上記《日本の橋》の本展、展示風景  迫力あります。pfoto©cinefil


 さらに、本展ではモネが晩年使っていた黄色のメガネが展示されます。
ある眼科医は「白内障の手術後、世界が極端に青みがかって見えるのを嫌って黄色いレンズを使用した可能性が高い」と指摘しています。

画像: クロード・モネの眼鏡  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

クロード・モネの眼鏡  Musée Marmottan Monet, Paris © Bridgeman-Giraudon

改めてモネの魅力に触れられる今回の展覧会は、必見です。
あなたの知らないモネにも、会いに行きましょう。

オリジナルギフト


また、本展の会期中、ピエール・エルメ・パリとコラボレーションした、期間限定のオリジナルギフトを発売いたします。
印象派の巨匠クロード・モネと、21世紀のパティスリー界を先導する第一人者ピエール・エルメという二人のアーティストが、時空を超えて出会った奇跡的なコラボレーションです。

フラワーアーティストやグラフィックデザイナーなど、ジャンルを超えた様々なアーティストとコラボレーションすることで、自らのクリエイティビティを新たな領域へと高めるピエール・エルメ。
生涯、移りゆく光と色彩の変化を追求し続けた、モネの世界に広がる無限の可能性に思いを馳せた、彼の3作品をお届けいたします。

画像1: 本展公式サイトより  撮影:うらべひでふみ www.ntv.co.jp

本展公式サイトより 撮影:うらべひでふみ

www.ntv.co.jp
画像2: 本展公式サイトより  撮影:うらべひでふみ www.ntv.co.jp

本展公式サイトより 撮影:うらべひでふみ

www.ntv.co.jp
画像3: 本展公式サイトより  撮影:うらべひでふみ www.ntv.co.jp

本展公式サイトより 撮影:うらべひでふみ

www.ntv.co.jp

展覧会概要

・会期:2015年9月19日(土) ~ 12月13日(日)
・会場:東京都美術館 企画棟 企画展示室
・休室日:月曜日、10月13日(火)、11月24日(火)
 ※ただし、9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)、11月2日(月)、11月23日(月・祝)は開室
・開室時間:9:30~17:30 (入室は閉室の30分前まで)
・夜間開室:金曜日、10月31日(土)~11月2日(月)は9:30~20:00 (入室は閉室の30分前まで)
 ※ただし、9月19日(土)~10月18日(日)の金曜日・土曜日、9月20日(日)~9月22日(火)、10月11日(日)は9:30~21:00

・主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、マルモッタン・モネ美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ
・後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
・特別協賛:大成建設
・協賛:第一生命、光村印刷、セコム、損保ジャパン日本興亜
・協力:エールフランス航空/KLMオランダ航空、日本通運、JR東日本、CS日テレ、ラジオ日本、J-WAVE、文化放送、TOKYO MX、テレビ神奈川
・企画協力:NTVヨーロッパ

・美術館公式サイト:http://www.tobikan.jp/
・特設WEBサイト:http://www.ntv.co.jp/monet/
・お問い合わせ先:TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」 シネフィル チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」チケットプレゼント係宛てに、メイルでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いしております。

☆応募先メイルアドレス  info@miramiru.tokyo
応募締め切りは2015年11月10日 火曜日

☆記載内容

☆1、氏名 
☆2、年齢
☆3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
☆4、ご連絡先メイルアドレス、電話番号
5、記事を読んでみたい監督、俳優名、アーティスト名
6、読んでみたい執筆者
7、連載で、面白いと思われるもの、通読されているものの、筆者名か連載タイトルを、
  5つ以上ご記入下さい(複数回答可)
8、連載で、面白くないと思われるものの、筆者名か連載タイトルを、3つ以上ご記入下さい
 (複数回答可)
9、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。

また、抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます。

This article is a sponsored article by
''.