世界一のステーキを探すロードムービー、『ステーキ・レボリューション』が、
いよいよ2015年10月17日(土)に公開となります。

この映画、世界中の牛を巡り、「世界一おいしいステーキ」ベスト10を決める、映画史上、もっと­も腹の減るドキュメンタリー。
世界で一番美味しいステーキを探すために、全世界20カ国、200を超えるステーキハ­ウスをめぐって旅したステーキ・ドキュメンタリー映画『ステーキ・レボリューション』­は、美食の街サン・セバスチャン国際映画祭(2014)キュリナリー部門(食・ガスト­ロノミーをテーマとした作品)に正式出品され、世界中の美食家の話題をさらった、まさ­に究極の肉メンタリー!
まるで映画と一緒に世界旅行しているかのような気分を味わうこ­とができる、ステーキをおいしく食べるための食前ムービーです!

画像1: © 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

© 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

今回は、作品のタイトルでもある肉の「レボリューション(革命)」に注目しました。
世界で巻き起こっている肉革命には、どのような事情があるのか、
そして今日本が考えるべき「肉革命」とは一体何なのか。今世界で巻き起こる「肉革命」の一部をご紹介いたします。

画像2: © 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

© 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

■グラスフェッド or グレインフェッド? 飼料から見た肉革命


肉革命を考える上で今注目されているのが、グラスフェッドの牛か、グレインフェッドの牛かという点です。
グラスフェッドとは、穀物は一切与えず牧草を飼料として与えて育てることを指し、
主にヨーロッパ等の外国産赤身肉がこの方法で育てられています。
反対にグレインフェッドは、主に穀物を与えて肥育することを指し、霜降りの入った伝統的和牛が生み出されます。
映画『ステーキ・レボリューション』では、エコロジーの側面からこの点に注目し、
美味しいお肉を今後も継続的に食べ続けるためには、
グラスフェッドかグレインフェッドかを考える時代がきていると言及しています。
今回は、作品中でも紹介されている、グラスフェッドとグレインフェッドにまつわる肉革命についてご紹介いたします。

≪グラスフェッド≫

赤身の多い肉質で、肉本来の味が楽しめるのが特徴。
●ヨーロッパ
伝統的な放牧で育った牛の肉が輸入される。
イギリス最大規模のハイランド牛の農場があるマル島(スコ
ットランド)では、4歳前後まで自然の草を食べ、3歳から5歳
で出荷、人工飼料は一切使用しない。
グレインフェッドのように、肥料を与えて“短時間で”牛を育て
るのではなく、時間をかけて健康的に育てる。
↓↓↓
スウェーデンの革命 “アイ ワギュウ”
ヨーロッパで和牛のような“サシ”の入った牛を作ることを試みる。胚移植でスウェーデンに和牛を移植し、育てる。
牧草で育てることが味が良くなる絶対的な条件だと考えている為、牧草飼育を基本にした独自の飼育方法を取り入れる。

≪グレインフェッド≫

肥育期間が長いほど“サシ”が入り、味わいも優れた肉。
●アメリカ、日本
味が独特でクセがある為、牧草飼育の牛は使わない。
タンパク質を多く含んだ飼料を使うため脂肪分も多い。

神戸牛…脂身が筋肉の中にきれいについている。
松坂牛…飼料は脂質が多く、大きく霜降りの入った肉を最高
級肉とする。
↓↓↓
アメリカの革命 “ステーキレボリューリョン・イン・アメリカ”

トム・マイラン氏(ニューヨーク州の農場)
牛に大量の抗生物質を与え、人間のように穀物を与えて育てる工場型の畜産に未来はない、
そして肉を諦めず地球を守る方法は他にはないといった、
”環境に優しい肉を食べ続けるには“という点に重きを置き、100%牧草飼料で牛を育てる。
あるブルックリンの精肉店オーナーは、グラスフェッドとグレインフェッドについて、
「お肉を食べることを諦めないで、環境を考えるなら、グラスフェッドしかありえない」と述べています。
大きく霜降りの入った和牛が最高級の肉であると認識している日本。
肉革命が各地で起きている今、日本はどのように牛を育てていくべきなのか、考える必要があるかもしれません。

画像3: © 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

© 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

映画『ステーキ・レボリューション』

■INTRODUCTION
旨い牛肉はどうやって作られるのか――その謎に迫るため、監督のフランク・リビエラは
お気に入りの精肉店の店主イヴ=マリ・ル=ブルドネックと共に、大胆、
かつエコロジー意識が高い、世界中の食肉業界の革新的なキーパーソンたちに出会うため、
2年間の「世界最高のステーキを見つける」旅に出た。20カ国、200を超える有名・無名の
ステーキハウスを食べ歩いた結果、そこに見えてきたものは、
新たな市場を切り拓こうとする者たちの前にはだかる、想定外の壁だった……。
肉の常識がひっくり返る、ビッグ・ブーム到来、世界のお肉事情をすべて見せます!
© 2014 LA FERME PRODUCTIONS SAS et C.PRODUCTIONS

10.17公開『ステーキ・レボリューション』予告編

youtu.be


監督:フランク・リビエラ
出演:世界各国の牛さんたちと、その飼育家、
精肉店店主、ステーキハウスシェフなどお肉の未来を牽引するトップランナーたち
ドキュメンタリー映画/フランス語・英語・日本語/114分/カラー/2014
配給:ピクチャーズデプト
提供:鈍牛倶楽部 協力:昭和の森フォレストビレッジ

2015年10月17日(土) YEBISU GARDEN CINEMA/
109シネマズ二子玉川/大阪ステーションシティシネマほか全国順次公開

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