2015年10月16日より2016年1月3日まで、森アーツセンターギャラリーにて、「黄金のファラオと大ピラミッド展」が開催されます。

本展のテーマは、「ファラオとピラミッド」です。
世界一のエジプトコレクションを誇る国立カイロ博物館の膨大な収蔵品の中から、黄金のマスクやクフ王の銘が入った彫像など、監修者の吉村作治教授が選び抜いた100点あまりのエジプトの至宝を展示します。

ピラミッドが建設された古王国時代を中心に、ファラオや王家の女性、貴族の活躍、ピラミッド建設を支えた人々の暮らしなど、末期王朝時代までを紹介し、古代エジプトの世界やピラミッドの謎に迫ります。エジプトでしか見ることができない、ツタンカーメン王の黄金のマスクを撮影した4K映像シアターも必見です。

およそ4500年前、古代エジプト「古王国(紀元前2586~2185年)」時代、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3代のファラオたちが建造した巨大なピラミッド群。
古代ギリシア時代から伝わる「世界七不思議」の中でも、第1番の不思議として知られ、今でも残っている唯一のものです。世界遺産に登録されるなど、いつの時代も人々を魅了してきた巨大な建造物です。

画像: アメンエムオペト王の黄金のマスク 第3中間期 第21王朝(前993~984年) 国立カイロ博物館蔵

アメンエムオペト王の黄金のマスク 第3中間期 第21王朝(前993~984年) 国立カイロ博物館蔵

見どころ1.世界No1、18万点のエジプトコレクションを誇る国立カイロ博物館から選りすぐりの
100点あまりの至宝を公開。現在渡航困難なエジプトから貴重なコレクションが来日!

見どころ2.ツタンカーメン王の黄金のマスクと並ぶ、3大黄金マスクの一つである
「アメンエムオペト王の黄金のマスク」が21年振りに来日!

「アメンエムオペト王の黄金のマスク」はツタンカーメンに並ぶ3大黄金マスクの一つです。
フランスのエジプト学者ピエール・モンテは、1939年にデルタ地帯東部の遺跡タニスで第21王朝・第22王朝の王墓を発見しました。
盗掘を受けた墓もありましたが、多くの副葬品が手付かずの状態で発見されました。
この時、プスセンネス1世、アメンエムオペト王、シェションク3世、ウェンジェバエンジェド将軍のミイラが黄金のマスクを顔に被せた状態でみつかり、ツタンカーメン王墓の発見に並ぶ考古学的発見でした。

この黄金のマスクは、プスセンネス1世王墓の、本来は王妃の埋葬室だった部屋に納められていたアメンエムオペト王のミイラに付けてありました。
このマスクは金の板を打ち出して作られており、額の中央にウラエウス・コブラを付けたネメス頭巾を象り、ビーズの幅広の襟飾りを付けた姿で表されています。眉と目、アイラインの部分は全てガラス象嵌です。古代エジプト文明の衰退期にさしかかった第3中間期の工芸品ですが、その技術の高さをうかがうことができます。

見どころ3.ミイラを納めていた棺。中でも保存状態が良く、美しい「彩色木棺」を公開!

見どころ4.世界初、ツタンカーメン王の黄金のマスクを展示ケースから外した状態での撮影に成功。
古代エジプトの美しき歴史を旅する超高精細4Kシアターが登場!

見どころ5.監修は早稲田大学名誉教授 吉村作治。
吉村氏が発掘調査中の「太陽の船」の最新調査結果を随時公開!

画像: アメンエムペルムウトの彩色木棺(蓋)、アメンエムペルムウトのミイラ・カバー、アメンエムペルムウトの彩色木棺(本体)  第3中間期 第21王朝(前1069~945年)  国立カイロ博物館蔵

アメンエムペルムウトの彩色木棺(蓋)、アメンエムペルムウトのミイラ・カバー、アメンエムペルムウトの彩色木棺(本体)  第3中間期 第21王朝(前1069~945年)  国立カイロ博物館蔵

画像: クヌムト王女の襟飾り  中王国時代 第12王朝(前1911~1877年頃)  国立カイロ博物館蔵

クヌムト王女の襟飾り  中王国時代 第12王朝(前1911~1877年頃)  国立カイロ博物館蔵

画像: メンカウラー王のトリアード  古王国時代 第4王朝(前2532~2503年)  国立カイロ博物館蔵

メンカウラー王のトリアード  古王国時代 第4王朝(前2532~2503年)  国立カイロ博物館蔵

吉村作治教授 コメント

『古代エジプト文明には夢とロマンがいっぱいつまっています。その魅力につかれて私も50年間、エジプト現地で発掘調査をしてきました。その中で、ピラミッドの魅力は世界一でしょう。宇宙から見える地上の建造物は大ピラミッドと万里の長城だといわれていますが、ピラミッドはその大きさだけでなく、いつ、何のために、どうやって建てられたのか、謎のテーマは尽きません。今回はピラミッドとそれを建てた偉大なファラオたちの壮大なドラマに迫ります。

ピラミッド建造法とその技術、ファラオを支える高官たち、王家の女性たちの宝飾品など見所満載です。黄金のマスクやファラオの彫像はじめ、すべての展示品は、世界一のエジプトの至宝が集められた国立カイロ博物館からやってきます。そして現在、私が進めている世界最古の大型木造船、太陽の船発掘についてもご紹介します。皆様、どうぞエジプト文明の真髄をご堪能ください。』

吉村教授の最新発掘レポートを随時更新

クフ王の大ピラミッド傍らで1954年に発見された「太陽の船」は、死せる王が来世で太陽神ラーと共に天空を駆けるための船です。吉村教授は1987年、対となる「第2の太陽の船」を発見。現在、発掘・修復・復原プロジェクトを行っており、全世界からの注目を集めています。

展覧会概要

▪️展示会名
TBSテレビ60周年特別企画 国立カイロ博物館所蔵 黄金のファラオと大ピラミッド展
The Golden Pharaohs and Pyramids    The Treasures from the Egyptian Museum, Cairo
▪️開催期間
2015年10月16日(金)~2016年1月3日(日)
▪️開催会場
森アーツセンターギャラリー
〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
▪️TEL: 03-5777- 8600(ハローダイヤル)
▪️公式ホームページ
http://www.tbs.co.jp/pharaoh-egypt/
▪️開館時間
10:00~20:00 (※入館は、19:30まで)
▪️休館日
11月24日(火)

▪️観覧料

画像: 展覧会概要

※未就学児は無料。
※障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は、当日入館料が一般 900円、高校・大学生が750円、小・中学生が400円です。
※団体料金は、15名以上で適用されます。団体券(当日券の取り扱いのみ)は、展覧会会期中に森アーツセンターギャラリーで販売します。


▪️主催
TBS、朝日新聞社、森アーツセンター
▪️後援
外務省、エジプト大使館、TBSラジオ、J−WAVE
▪️協賛
こだま印刷
▪️協力
国立カイロ博物館、学校法人昌平黌 東日本国際大学、NPO法人太陽の船復原研究所、日本エジプト学会、早稲田大学エジプト学研究所広報部、独立行政法人国際協力機構(JICA)、カタール航空、ルフトハンザ カーゴ AG、日本通運
▪️監修
吉村作治(東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授・工学博士)
▪️企画協力
アケト
▪️制作
TBSテレビ

▪️各地開催予定
2016年1月23日(土)~3月27日(日) 愛媛県美術館
以後、全国巡回予定

「黄金のファラオと大ピラミッド展」cinefilチケットプレゼント!

「黄金のファラオと大ピラミッド展」cinefilチケットプレゼント!
下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、「黄金のファラオと大ピラミッド展」チケットプレゼント係宛てに、メイルでご応募ください。
抽選の上5組10名様に、チケットをお送りいたします。
チケットは非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いしております。
☆応募先メイルアドレス  info@miramiru.tokyo
応募締め切りは、2015年11月2日 月曜日
記載内容

記載内容
☆1、氏名 
☆2、年齢
☆3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
☆4、ご連絡先メイルアドレス、電話番号
5、記事を読んでみたい監督、俳優名、アーティスト名
6、読んでみたい執筆者
7、連載で、面白いと思われるもの(複数回答可)
8、連載で、面白くないと思われるもの(複数回答可)
9、シネフィルへのご意見、ご感想、などのご要望も、お寄せ下さい。

また、抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます。


▼公式ウェブサイト
www.tbs.co.jp/pharaoh-egypt

▼公式オンラインチケット

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