9月10日、1933年(昭和 8年)にイギリス国内の映画促進を目的としてもともと設立された、権威ある英国映画協会のwebサイトに、”21世紀の称賛に値する日本映画10本”(11本)”と言うタイトルで、ジャスパー・シャープ(Jasper Sharp )氏が寄稿した。
今村昌平、北野武、宮崎駿、周防正行などの過去の作品から、2015年のカンヌでの河瀬直美、黒沢清の事。
また塚本晋也、中田秀夫、米林 宏昌 、細田守など多くの監督が世界で活躍、また著名である事を示唆した上で、21世紀に公開された日本映画から10本(厳密には11本)を選んでいる。
もともと、英国映画協会は、10年に一度評論家が選ぶ、史上最高の映画トップ50 と、映画監督が選ぶ史上最高の映画トップ10 、などがあり、これらは世界的にも知られている。
また、海外から見た日本映画の評価としては、気になるところだ。
日本では、興行的にそんなに成功しなかった映画もあるが、あくまでも作品の評価という視点で選んでおり、なかなか大胆な選択がみられ、その視点が興味深い。
まだ、未見の方は、是非ご覧になってはいかがでしょう。
このリストは、ランキングではないので、順序は公開の年代順になっています。
園田恵子@シネフィル編集部
『オーディション』三池崇史監督
『バトル・ロワイヤル』 深作欣二監督
『アヴァロン』押井守監督
『マインド・ゲーム』湯浅政明監督
月とチェリー タナダユキ監督
『リンダ リンダ リンダ』山下敦弘監督
空中庭園 豊田利晃監督
『嫌われ松子の一生』中島哲也監督
『歩いても 歩いても』是枝裕和監督
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』若松孝二監督
『愛のむきだし』園子温監督