映画『レッドカーペット』

アダルト映画界を舞台にした、韓国発のロマンチックコメディ。
商業映画デビューを目標にしているアダルト映画の監督と、彼の自主映画でヒロインを演じた人気女優が巻き起こす騒動と恋の行方を追い掛ける。

画像: 映画『レッドカーペット』

アダルト映画専門の監督ジョンウは、ひょんなことからかつて国民的子役として人気を博したウンスとルームシェアをすることに。
ジョンウがいつか一般向け映画を撮ることを夢見て執筆していたシナリオを目にしたウンスは、その内容に刺激されて女優復帰を決意する。

1年後、ウンスは瞬く間にトップ女優へと登りつめていたが、ウンスは変わらずアダルト映画を撮るばかり。一念発起したウンスは自主制作で映画を作り始め、その心意気に共感したウンスも事務所に内緒でウンスの映画に出演するが…。

『プンサンケ』などのユン・ゲサン、『結婚前夜 ~マリッジブルー~』などのコ・ジュニらが出演。アダルト映画界の内幕もさることながら、本作で映画デビューを飾る2PMのチャンソンの好演も見どころ。

好きですねえ、ラブコメ。もうね、監督と女優の恋愛っていういかにもな王道感といい、冒頭の監督と女優が賃貸マンションのダブルブッキングで同棲する羽目になるっていういかにもなラブコメ的設定が大好きですわ、ボク。
アダルト映画業界の話とはいえ、全然エッチなシーンやシリアスなシーンなどもなく、終始コミカルな感じだし、脚本も演出もすごく丁寧なところも好感を持てた。随所に映画愛を感じたしね。

登場人物に悪い人もいなければ、すべて愛すべきキャラクタとして描かれていて、それを役者たちが自然に演じていて、彼らの抱える悩みや歓び、頑張りにすごく共感できた。そのせいですごく身近な出来事のように感じたなあ。2PMのチャンソンの演技はピュアでコミカルで良かったなあ。音楽もバラードなど含めて素晴らしいね。
爽やかな観後感で、ほっこり温かく幸せな気持ちに包まれる作品。

シネフィル編集部 あまぴぃ

『レッドカーペット』劇場予告編

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