西川美和監督が、第153回直木賞の候補になった自著「永い言い訳」(文藝春秋刊)を、映画化することがわかった。
西川監督にとって5作目の長編監督作となり、今回も自身の原作の映画化となる。

「ゆれる」(第20回三島由紀夫賞候補)、「きのうの神さま」(「ディア・ドクター」原案/第141回直木賞候補)など、これまでにも自身の映画作品から派生した小説を書き下ろしてきた西川監督だが、「予算や時間の制約、という映画的な課題をいったん据え置いて、先に小説というかたちで自由に物語を作ってみることにしました。そうすることで『豊かな無駄』をゆっくりと熟成し、登場人物や物語を練り込む時間が取れたと思っています」と、今回は初めて映画に先行して小説を出版。映画化にあたり「小説は私の持ちうる言葉の限りで多くを語っていますが、今度は言葉では語り得ないものをいかにスクリーンに映し出すかが第二の挑戦となりそうです」と語っている。

画像: 西川美和監督、新作は『永い言い訳』を自ら映画化 !

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