女優黒木瞳が、桂望実のベストセラー小説「嫌な女」(光文社文庫)の映画化で監督デビューを発表!

画像: 女優黒木瞳が、桂望実のベストセラー小説「嫌な女」(光文社文庫)の映画化で監督デビューを発表!

黒木瞳監督のコメント

映画「風と共に去りぬ」を観て、あのスクリーンの中に入りたいと思った10代の頃。
そして、20代でその中に入った。映画の世界は、すぐに私を虜にさせた。
それからずっと映画作品に出演させていただいている私が、監督をしようと決めたのは、いうまでもない。
「嫌な女」という小説に出会ったからだ。

主人公、徹子と夏子を通して見えてくる人生の風景、人と人との絆、そして、誰にでも訪れる老い。それでも、“人生捨てたもんじゃない”と思わせてくれる爽やかな読後感を、私は、映画「嫌な女」で感じたいと思ったのだ。

監督をさせていただくことは、みに余る光栄だ。とはいえ、今やクランクインを前に、私は極度の緊張感に包まれている。
演者とは全く違う景色が、私をどう衝き動かすのか楽しみにしているのと同時に、これから訪れる私の未知なる日々が、スタッフ出演者にとっては最高の日々になるようにと、今はそれだけを願っている。

黒木から話を聞き、「女優が女優を撮る。これはとんでもなく面白いことになるのではないか」と思ったという福島プロデューサーは、「黒木監督と打ち合わせを重ねるごとに、監督の熱い想いを聞くごとに、その確信は強まって行きました。これは間違いなく、大きな挑戦になることと思います。今から楽しみでなりません」と興奮気味。脚本は2016年前期のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」を手掛けることも決まっている西田征史が務め、気になるキャストは後日発表される。

映画『嫌な女』は2016年全国公開

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