すでに、446人が賛同!
このアピールの呼び掛け人を務めたのは、映画監督の高畑勲さん、降旗康男さん、大林宣彦さん、山田洋次さんら10人

【呼びかけ人(第一次)】
高畑 勲(アニメーション映画監督)
降旗康男(映画監督)
羽田澄子(記録映画作家)
神山征二郎(映画監督)
ジャン・ユンカーマン(ドキュメンタリー映画監督)
池谷 薫(映画監督)
大澤 豊(映画監督)
大林宣彦(映画作家)
山田洋次(映画監督)
金丸研治(映演労連委員長)

コメント抜粋 http://kenpo-9.netより 順不同

大林宣彦(映画作家)

日本はいま、とんでもない危機に面しています。この切羽詰まった状況を、自覚しましょう。敗戦後に作られた(1950~1965年辺りの)日本の戦争映画を、どれでも一本見て下さい。そして今の日本を、将来の日本を考えてみて下さい。戦争についてよく学ぶことが、この危機を、正気に戻す力となります。映画は「正義」よりも、人間の「正気」を物語っております。映像の力で、日本に平和を!……今こそ映画の力と美しさを使って、日本の平和を守るときです。

山田洋次(映画監督)

ぼくたちの国の民主主義の危機を、なんとしてでも防ぎたいと思います。

原 一男(映画監督)

私は昭和20年6月8日、防空壕の中で生を受けました。そして戦後民主主義の歴史とともに生きてきましたが、その戦後民主主義を破壊してしまう戦争法案に大いなる怖れを感じています。なんとしてでも、この流れを食い止めなければなりません。

周防正行(映画監督)

民主主義を否定する現政権を許すわけにはいかない。

是枝裕和(映画監督・テレビディレクター)

現政権は、政治権力が憲法によって縛られるものである、という原則をそもそも理解していない。国民の多くも、憲法が我々の武器であるということを理解していない。それは教育の、そしてメディアの責任である。憲法解釈の歯止めなき拡大によって、今、民主主義が滅びようとしている。その危機に直面して、少しでも「否」の声を社会に向けて発したいと思います。

画像: https://www.facebook.com/cinefront/photos/a.345907908883334.1073741827.345518902255568/569387036535419/?type=1&theater

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映画関係者らで作る「映画人九条の会」は16日、安全保障関連法案に反対するアピールに賛同する映画人が446人に達したと発表した。俳優では吉永小百合さんや倍賞千恵子さん、野際陽子さんら、監督は是枝裕和さんや井筒和幸さんをはじめ、現代の日本映画の第一線を支える人たちが名を連ねている。「民主主義を否定する現政権を許すわけにはいかない」(周防正行監督)など厳しい言葉が事務局に寄せられている。

 俳優では吉永小百合、倍賞千恵子、野際陽子、大竹しのぶら、監督は是枝裕和、周防正行、西川美和、井筒和幸、山本晋也をはじめ、映画界を支える一線級の人たちが名を連ねている。

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