新連載「映画にまつわる○○」#01 自己紹介 谷健二

今回から不定期連載させていただく谷です。

昨年全国公開された映画『リュウセイ』が長編デビュー作となり、
その後も細々と映画監督をやっております。

誰?ていう方(がほとんどですが..)のために、
簡単にキャリアの紹介をさせていただきます。

大学でデザインを専攻後、映画の世界を夢見て上京。と言っても就職したわけでもなく、なにかあてがあったわけでもなく..なんとなく上京してきて、いわゆるフリーター生活が長く続きました。
25歳までいろいろ経験したと同時に、いろいろどうにもならなくなり就職を。それから職を転々としたのちに30歳手前で大手広告代理店に拾ってもらい、そこから10年近く勤めたのちに、昨年晴れて映画監督としてのデビューを飾ることができました。10年間の代理店勤務が社会人としての基礎をつくったと自覚しております。

前出の『リュウセイ』という映画は会社員時代に撮ったものになり、その映画を撮ることで自身も一歩前に進もう(会社を辞めてフリーに)、と決心した映画でもあります。
まだの方にはこの機会にぜひ見ていただきたい作品であったりします。

映画人としてのキャリアは、20代のときに自主映画に少し関わり、30歳から本格的?に撮り始めました。
短編作品を年に1本ペースで撮っていく中で、様々な映画祭などで評価され、長編のチャンスをいただきました。学生時代に映画製作をしていたわけではなく、プロの現場で助監督などをしたわけではないので、監督としては異色というかかなり怪しい経歴な気もしますが、そこはそっとしといてください。
昨年からフリーの監督になり、多数の現場や、役者さんのワークショップ、舞台の演出などおかげさまでいろいろなものに挑戦させていただいており、新人演出家として充実した日々を過ごさせていただいております。

と、ざっくりすぎる自己紹介な気もしますが、フリーターからはじまり、代理店勤務、サラリーマン監督などなど、映画監督しては一風かわった経験を活かし、自身で感じた映画にまつわるいろいろなことを書いていきたいと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いします。

画像: 谷健二 近影

谷健二 近影

映画『リュウセイ』予告編

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