映画『女が眠る時』の制作発表記者会見が11日、都内で行われた。
主演を務めるビートたけし、共演者西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、ウェイン・ワン監督が登壇した。
同作は、『スモーク』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞し、『メイド・イン・マンハッタン』などのハリウッド作品で活躍する巨匠ウェイン監督が、スペイン人作家のハヴィア・マリアスによる短編小説『WHILE THE WOMAN ARE SLEEPING』を日本で撮影することを自ら提案し、ワン監督にとって初のオール日本人キャストで邦画の監督に挑む新作ミステリー作品。
ウェイン・ワン監督にとっては初めての日本映画となる。物語は妻の綾(小山田サユリ)ととバカンスでリゾートホテルに訪れた小説家の健二(西島秀俊)は、プールサイドで美しい女の美樹(忽那汐里)にクリームを塗っている初老の佐原(ビートたけし)の姿に目を奪われ、ほんの好奇心から始まった彼らへの追跡が次第に異常な行動をとるようになっていく、というストーリーだ。