「おかあさんの木」

「おかあさんの木」は児童文学者の大川悦生(98年没)著の同題の本が原作。
小学校の国語教科書に載せられていた、長野県のお母さんの話。

映画「おかあさんの木」予告編

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郵便局員と結婚し、7人の男の子をもうけたお母さん(鈴木京香)。
やがて中国との戦争が始まり、長男が応召されて戦死。
次々に子供を兵隊にとられていく。
応召のたびに庭に桐の木を植えて子供たちの無事を案じるお母さん。

なぜ戦争は名もなき庶民を苦しめるのか。国家とは何なのか。
個人の小さな幸福を奪う権利があるのか。英霊の母、軍神の母と持ち上げられて落とされる。
静かな怒りがこみあげてくる。
磯村一路監督。
日本人必見。

6月6日より全国順次公開中。

乾くるみ著の映画化「イニシェーション・ラブ」(堤幸彦監督)、大ヒット上映中!

乾くるみ著の映画化「イニシェーション・ラブ」(堤幸彦監督)は、ラストのどんでん返しがユニークで、だれもが絶対にだまされると思う。

松田翔太×前田敦子!映画『イニシエーション・ラブ』予告編

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静岡のさえない大学生・鈴木(松田祥太)が合同コンパで歯科助手のマユ(前田敦子)と知り合い、恋人同士になる。しかし鈴木が東京に転勤。美人OLの美也子(木村文乃)と親しくなり、情勢は一変する。

80年代の懐かしいポップスに乗って、当時の自動車などをうまく使い、雰囲気を盛り上げる。最初は何ということのない青春映画、恋愛映画のつもりで見ているが、最後は「やられたー!」と思うこと必定。

東宝配給。5月23日より公開中。

NAVERまとめ!

「死の街を逃れて」(小石榮一監督、1952年)は「若尾文子映画祭 青春」で上映!若尾の幻のデビュー作!

「死の街を逃れて」(小石榮一監督、1952年)は、「若尾文子映画祭 青春」で上映される若尾のデビュー作。久我美子の代役として新人の若尾文子が起用されたという。

若尾文子映画祭 青春 - 映画予告編

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中国東北部で終戦を迎えた日本人。軍隊は女子供を置き去りにして、さっさと撤退してしまった。残された女子供だけが集まって、新京まで脱出する。途中、野犬に襲われるなどさんざんな目に遭う。

若尾文子はとても初々しいが、髪をバッサリ切り、顔は真っ黒。
水戸光子、千石則子などが好演している。
このような作品が公開されるのは非常に珍しいので、ぜひ見ていただきたい。

6月4日から3日間、角川シネマ新宿。

「若尾文子映画祭~青春」は、6月27日から、東京都新宿区の角川シネマ新宿などでスタートし、
8月14日まで開催中。

画像: 「死の街を逃れて」(小石榮一監督、1952年)は「若尾文子映画祭 青春」で上映!若尾の幻のデビュー作!

下記写真/「役に成り切るしかなかった。すべて私の一部分」と語る若尾文子 (野村成次撮影)

野島孝一の試写室ぶうらぶら 、オリジナル版は、アニープラネットWEBサイト
に掲載されています。
野島孝一@シネフィル編集部

アニープラネットWEBサイト
http://www.annieplanet.co.jp/

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