映画『極道大戦争』

バイオレンス、コメディ、ドラマなど多彩なジャンルの作品を手掛けてきた三池崇史が監督を務め『ROOKIES』シリーズなどの市原隼人を主演に迎えた本格アクション。
ある組長に憧れて極道の道に進んだ主人公が遭遇する荒唐無稽な世界、不死身の組長の正体が実はヴァンパイアで彼に噛みつかれた人間が次々とヤクザ化してしまうという世界での思いも寄らない体験を活写する。

画像: 映画『極道大戦争』

脚本を担当するのは三池監督作『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』『ヤッターマン』で助監督を務めた山口義高。
他には、リリー・フランキー、でんでん、ピエール瀧、高島礼子、成海璃子、青柳翔、渡辺哲、インドネシアのバイオレンスアクション『ザ・レイド』『ザ・レイド GOKUDO』のヤヤン・ルヒアンも参戦。

型破りで豪快な展開に圧倒される。すげえ世界観だなあ。
バイオレンス、コメディ、アクション、ホラー、さらに怪獣モノと、これでもかってほど娯楽映画のすべてを詰め込んだスペクタクル活劇だ。

しかもバカバカしさタップリで「えっ!? 何これ??」「え!? どういうこと??」の連続(笑)。すごく楽しんで作ってるのが良くわかって、なんか悔しいんだよね、なんか羨ましいんだよね。
豪華で素晴らしいキャスト陣だしさ。みんな真剣に演じてるんだよね。

市原隼人とヤヤン・ルヒアンの対決シーンなんてとにかくカッコイイのよ。それにしても市原隼人は肉体をかなり仕上げてて、いつも通り真っ直ぐで熱いんだけれど、真面目にやればやるほどどこか笑えるっていう絶妙な存在なんだよね…。おまけに良く考えられた構図で丁寧に撮影しているっていう感じも何だか面白くてさ。テンポのもたつきが気になるところがあったり、125分という上映時間の長さが気になったりするんだけれど、そんなのブッ飛ぶほどのくだらない設定だよ。
物足りなさを感じ、収拾のつかないラストも衝撃的。
ハチャメチャなテイスト満載で考えながら見たら負けじゃないかって作品。
映画を観に行く“楽しみ”を思い出せると思う。

シネフィル編集部 あまぴぃ

映画 『極道大戦争』 予告篇

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映画『極道大戦争』  
監督/三池崇史 脚本/山口義高 
出演/市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美­青、
   ピエール瀧、でんでん、ヤヤン・ルヒアン

配給・宣伝/日活
(C) 2015「極道大戦争」製作委員会

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