著名映画監督のテレビシリーズの作品発表が止まらない。

NETFLIXやAmazonやHuleなどの動画配信で話題の放送業界。
数年前までは、格下と思われていたテレビ業界には映画界の才能が続々作品を発表。

シックス・センスのシャラマン監督は、「ウェイワード・パインズ 出口のない街」(FOXチャンネル、金曜22時~)を制作・監督し、見事な復活を遂げた。

作品は

テレビドラマ初主演のマット・ディロン(51)演じるFBI捜査官が何者かに監視、管理された不思議な街に迷い込む場面から始まるストーリー。

画像: http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/160868

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/160868

「(映画で培った)自分のスタイルを変えることなく貫けると思い、挑戦しました。2年がかりで製作する映画よりオーディエンスの反応が早く実感でき素晴らしい」

と、語れば『エクソシスト』やオスカー作品『フレンチコネクション』の名匠ウィリアム・フリードキン監督は、現状のヒーローものが量産されるハリウッドの作品群を批判して、本国アメリカで今月21日(日)、HBOにて放送スタートする『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』シーズン2のメガホンを取っている。

「映画はもっと地に足の着いたものだった。本当の人間が本当の暮らしを営む姿を題材にしたものだった」

と語り

「TVシリーズでは、映画よりもはるかに長い時間をかけてキャラクターを育てることができるし、映画よりずっと複雑で深みのあるストーリー展開が可能だ」とコメント。さらに「近年、多くの映画監督がロング形式のTVに活躍の場を移している。今日、監督にとって最も好意的な仕事場はTVシリーズなのだ」

この流れでいくと、娯楽のみを追求するハリウッドとアート指向のインディペンデントに対し、海外のTV(動画配信も含め)は、両面を受け入れる度量を持っていくこととなるかもしれない。

This article is a sponsored article by
''.