映画「肉弾」(1968年)や「大誘拐」(91年)などで知られる故・岡本喜八監督夫人であり、プロデューサーとしても支えてきた岡本みね子さんが、旧姓の中みね子として映画「ゆずり葉の頃」(5月23日公開)で監督デビューした。

画像: http://www.daily.co.jp/gossip/nakayamacolumn/2015/05/21/0008047222.shtml

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喜八監督と二人三脚で歩んできた時に培った人脈を生かし、仲代達矢、岸部一徳、風間トオルら俳優陣のみならず、音楽に山下洋輔など喜八組の面々を総動員。軽井沢を舞台に、主人公・市子(八千草)が封印してきた幼い頃の淡い思い出と戦争の記憶をたどる大人のロードムービーが誕生した。

「映画の興行は、それは厳しい。決して甘くはない。それに、監督がお金(製作費)のことを考えながら撮るのは、あまりいいことじゃないわね。でもね、喜八さんも、その師匠だった谷口千吉監督も、(谷口監督夫人の)八千草薫さんの主演映画を一本も撮らなかった。よく八千草さんと2人で『あの人たちじゃ、女性は撮れないわよ』と話していたのだけど、だったら私たちで撮ってやりましょうよ!となったのよ」(みね子監督)。

画像: 大人のロードムービー『ゆずり葉の頃』76歳の新人監督は巨匠・岡本喜八夫人

映画『ゆずり葉の頃』予告動画(オフィシャル)

youtu.be

映画『ゆずり葉の頃』

故・岡本喜八監督のプロデューサーとして『肉弾』『大誘拐』などの名作を送り出してき­­た岡本みね子が、喜八監督亡き後、新たな<映画人生>の第一歩として、旧姓の 中みね子として監督に初挑戦した意欲作。日本映画界を代表する­トップクラスの実力派­俳優が集結。

2015年5月23日(土)より岩波ホールほか全国順次公開予定!

八千草 薫 風間トオル 岸部一徳 仲代達矢
竹下景子 六平直政 嶋田久作 本田博太郎

音楽:山下洋輔 劇中画:宮廻正明

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