第68回カンヌ映画祭ある視点部門のオープニングを飾った河瀬直美監督の最新作「あん」が世界27地域、30カ国以上で配給されることが分かった。5月26日、同作の特別試写会が都内で行われ、河瀬監督が凱旋報告。「カンヌでのお披露目を全うし、世界への公開に向けて動き出したばかりです」と力強く語った。

カンヌでの公式上映ではスタンディングオベーションが巻き起こり、“日本人最高齢主演女優”として参加した樹木希林は、「私は明るくなる前に出たかったんだけれど、先に拍手が起こって、そうしたらなんと河瀬さんはまるでバレリーナのように応えていた」と感嘆の表情。そして、「その後で私の顔を見るから、くるんじゃないかと思っていたらきた。すごく恥ずかしかったわよ」と独特の言い回しで感想を述べた。

画像: 河瀬直美監督「あん」世界27地域30カ国以上で配給が決定!樹木希林はカンヌは「恥ずかしかった」と語る。

監督・河瀬直美×原作・ドリアン助川 日・仏・独合作。
日本映画界最高のスタッフ&キャストが集結!
ドリアン助川の同名小説「あん」を、世界を舞台に創作活動を続ける監督・河瀨直美が映­画化。
日本を代表する女優・樹木希林をはじめ、抜群の演技力で独特の存在感を放つ永瀬­正敏、樹木の実孫である新星・内田伽羅(うちだきゃら)や、芸歴50年を超えようやく­樹木との共演が実現した市原悦子など、豪華キャストで贈る、心揺さぶる作品がここに誕­生した。

映画『あん』予告編

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