東京電力が先日「2号機のベント(圧力が上がった格納器が破裂するのを防ぐための措置)は失敗に終わっていた可能性が高い」と発表したことに触れた菅元首相。「ベントに失敗したということは、格納器が壊れるということです。実際に壊れたんです。ただ、大破しなくて穴が開いた」と述べ、「格納器の中は73シーベルトなんてことがわたしの国会質疑の際も言われました。近づけば人間が5分間くらいで確実に命を落とす状態です。大破していたら誰も近づけない。福島第一、第二合わせて10の原発と11の使用済み燃料プールがまさにコントロール不能になりますから、東京を含む少なくとも250キロ圏から人々が逃げ出さないといけなかった。東日本は壊滅でした」と告白。

画像: http://www.cinematoday.jp/page/N0073377

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結果的に最悪のシナリオと言われた「250キロ圏内の避難」が回避されたのは、東電や自衛隊、関係者らの尽力があったと前置きしつつ、施設内で起こったたくさんの奇跡的な偶然や幸運にも助けられたといい、「神のご加護がやっぱりあったんです」としみじみ。

原発12キロに理想郷を作った男のドキュメンタリー「ナオトひとりっきり」

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