映画『イタリアは呼んでいる(原題: The Trip to Italy)』

『グアンタナモ、僕達が見た真実』『イン・ディス・ワールド』などの名匠マイケル・ウィンターボトムが監督を務め、悩めるイギリスの中年男性2人のイタリアへの旅を追った人生賛歌であり、ロードムービーであり、バディ・ムービー。

画像: 映画『イタリアは呼んでいる(原題: The Trip to Italy)』

きらめく太陽と海、おいしい料理とワインに酔いしれながらもどこかさえない主人公たちの胸のうちをユーモアを交えて描く。
主演は『あなたを抱きしめる日まで』などの名優スティーヴ・クーガンとコメディアンのロブ・ブライドン。

2人が道中で繰り広げるモノマネ合戦や絶妙な掛け合いも見どころ。本当に楽しそうなんだよ、この2人。仲良さそうだし、尊敬し合ってそうだし、お互いを高め合ってそうだし。おまけにミニクーパーで巡るイタリアの景色はキレイ、豪華なホテルやレストランも素敵、食事もワインも美味しそう。

ただ英国っぽ過ぎるのかな。クセがあるっていうか、しつこい(?)、クドい(?)ね…。
即興的なマニアック過ぎる映画俳優モノマネが延々続いたり、ポップ・カルチャー談義が毒々し過ぎたり、ずっとしゃべりっぱなしだったり、もちろん面白くてゲラゲラ笑えるんだけれど…。

愉快なオッサン2人が時折見せる哀愁がたまらなく愛おしく思えたりもするんだけどね。どこまでが台本でどこからがアドリブなんだろうか?ってほど軽快に楽しそうにしゃべってる。
ボクもこんな旅行してみたいなあ。今晩は絶対に美味しいイタリアンだな。

シネフィル編集部 あまぴぃ

映画「イタリアは呼んでいる」予告編

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