7年ぶりにスクリーンに戻ってきた本木雅弘。プレッシャーを乗り越え、監督からも太鼓判。また、主演の役所広司。共演の本木雅弘、堤真一、松坂桃李に加え追加キャストは戸田恵梨香と松山ケンイチ。

日本映画として初めて昭和天皇の姿や声を真正面からとらえた本作。約7年ぶりの銀幕復帰作で昭和天皇を演じた本木は、オファー当初は「逃げ出したいような気持と同時に、逃したくないという、そのふたつで揺れた」といい、「おそらく、本木のあそこは違うとお叱りを頂くのではないかと思うと、今も唇が震えてしまう」とプレッシャーを吐露。それでも、義母・樹木希林に「原田監督はとても力のある監督だし、昭和天皇を演じる機会はなかなかないから、受けるべきじゃないかしら」と背中を押された経緯を話し、原田監督からも「すごく理想的な天皇陛下になった」と太鼓判を押されていた。

原田監督は、「この作品のキーワードは、『軍をなくして国を残す』。この精神を我々は継承していかなければいけないと思います」と力強く訴求。そして「秘密保護法案やその他含めて、表現者が圧迫される時代が来つつあり、当時と似ているような姿勢が生み出されている。この時代に、やはりこういうものを送り出す意義がものすごくあると我々は実感しています」と矜持を語り、「戦後25年、50年、70年と、戦争に関する映画が作られていますが、実は戦後50年には戦争をうたうということが結構下火になっている。ここでもう一回、あの戦争と、昭和天皇がなにゆえに聖断を下さなければいけなかったかということを考えてみようという気持ちが、僕らが考えている以上に出ている作品です」と胸を張った。

画像: 原田眞人監督、松坂桃李、役所広司、本木雅弘、堤真一 http://eiga.com/news/20150520/14/

原田眞人監督、松坂桃李、役所広司、本木雅弘、堤真一

http://eiga.com/news/20150520/14/

映画『日本のいちばん長い日』 特報

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.